パーツ取付・交換
更新日:2018.08.29 / 掲載日:2018.08.29

純正カーナビのメリットとデメリット

今や標準装備として定着したカーナビ。カーナビにはメーカーが出している純正品と、市販されている社外品があります。純正品か社外品かの選択もカーナビ選びのポイントです。ここでは純正品について、メリットとデメリットをご紹介します。

純正カーナビとは

純正カーナビとは、自動車メーカーが販売しているカーナビで、車購入時に取付けられます。純正カーナビには次の2種類があります。

メーカーオプション

車種に合わせた専用設計のカーナビで、車の製造段階で取り付けられる。後から他のカーナビと交換することは難しい。

ディーラーオプション

専用ナビであるが、メーカーナビより汎用性が高い。ディーラー(販売店)で取り付けられる。後から他のカーナビと交換できる。市販のナビに比べると種類は少ないが、メーカーナビに比べ選択の自由度が高い。

メーカーナビが真の純正であるのに対し、ディーラーナビは社外品に近いものになるイメージです。両者の共通点は、

・納車時にすぐにカーナビが使える状態である。
・保証期間が長い。

といった点です。一口に純正カーナビといっても、メーカーオプションとディーラーオプションでは大分違うようです。

純正カーナビのメリット

純正カーナビのメリットは次のようなものが挙げられます。

・車内インテリアに馴染む。
・リアカメラや専用の操作ボタンなど車の他の機能と連動するため操作性が高い。
・自動車メーカーの提供する通信機能
・オペレータサービスが利用できる(トヨタのG-BOOK、ホンダのインターナビなど)。
・納車時既に装着されており、すぐに使うことができる。後から取り付ける手間がない。
・(メーカーナビは)簡単に取り外せず汎用性が低いので盗難に遭いにくい。
・保証期間が社外品に比べ長い(約3年)。

純正ナビの良いところは第一に見た目、そして使いやすさです。納車時に使い方も教えてもらえるので、電子機械に不慣れな人はそういったところもメリットになるでしょう。

純正カーナビのデメリット

純正カーナビのデメリットには次のものがあります。

・(メーカーナビは)不満があっても交換が簡単にできない。
・社外品に比べ、種類が少なく選択の幅が狭い。
・社外品に比べ、費用が高い。

本来の「目的地へ案内する」という機能では差はありませんが、簡単に交換できないことと、もともとの選択肢が狭いことから機能性という面では社外品に劣るかもしれません。DVD、HDD、地デジ対応など機能へのこだわりがある場合や古いカーナビを使い続けることに抵抗がある場合も、純正カーナビのデメリットとなるでしょう。純正カーナビ(メーカーナビ)を選ぶ場合は、車自体の次の買い替えまでそのカーナビでいいのか、検討してから購入した方がいいといえます。純正カーナビにするかどうか、上記のメリットとデメリットを踏まえて、自分に合うものを選択してくださいね。

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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