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車検・点検・メンテナンス
更新日:2015.06.19 / 掲載日:2015.06.19

ファイナンシャルプランナーが教えるカーライフ再点検

新しいクルマが欲しい!という気持ちは大事。しかし、今自由に使えるお金がいくらぐらいなのか?をしっかり把握して、その上で今後のライフバランスが崩れない範囲でクルマ乗り替え計画を組み立てて行きたい!

お金の使い方、熟慮してますか?

軽自動車税が今年4月から(新車登録分のみ)アップされ、再来年には消費増税が控えるなど、クルマの購入・維持費が増えることばかり続いて行く今日この頃。しかし、そればかりをクローズアップして、欲しいものに手を出しづらい世の中を作り出してしまってもいけない。そこで今回は、お金の使い方の指南役である、ファイナンシャルプランナーさんに登場していただき、クルマ購入・維持にまつわる「お金の使い方」に関しての話を伺い、その上でよりよいカーライフ実現、そして無理のない購入計画の手助けとなるヒントを提示していこう!

 

ファイナンシャルプランナー 田中 和紀(たなか かずのり)
ファイナンシャルプランナー 田中 和紀(たなか かずのり)

KAZUKI FP事務所代表。一級FP技能士/CFPなどの資格と実務経験を有する、資産運用のエキスパートである。今回は、計画することの大切さというお金の基本的観点から助言して頂いた。

1. 購入ローン
プランナーとともに、年齢、家族構成、年収などを考慮して、それぞれのパターンの中で50万、100万、150万、200万円台カーを購入する際のローンパターンをシミュレート。毎月の収入と、生活に必要な金額を精査し、自由に使える金額を洗い出すことが、よりよいライフスタイルの実現に向けての第一歩となる。

2. 販売店選び
お店はどこでもいいは大間違い!より良い販売店を探すためには、まず今の自分の状況を把握することが大事。時間のあるなし、知識のあるなし、安さと安心ではどちらを重視するかなどを考慮することが重要になる。

3. 車種選び
目先の「欲しい」でクルマを選ぶのではなく、「今自由に使えるお金がいくらあるのか?」という現実と向き合うことからスタートするのが肝心。そこを認識しないで、目先の物欲だけでクルマを選んでしまってはダメ。

4. 契約書類
書類一枚でもお金が浮くのはホントだが、「時は金なり」という言葉を思い出して欲しい。当然、自分でやれば安く済むが、それをやる時間と手間を見なした上で、費用対効果なども考慮して自分でやるか任せるか考えよう。

5. アフターケア
アフターケアというものは、カーライフに限らず、生活していく中で数多く登場する「保険」と同じ物。リスク回避は当然ながら重要だが、販売店側独自の保証に関しては内容と価値を見定める必要がある。

6. メンテナンス費
費用のかかるメンテナンスは、いつやるべきか?という目安は立ちやすいもの。だからこそ、購入計画同様にクルマを維持するメンテナンスに関しても前もってプランニングしていくことでお金の使い方を整理していこう。

7. 毎月の燃料費を抑える手段は?
燃料費を抑える=エコカーを購入するという流れが一般的であり、性能部分でも進化しているが、これに頼り切りなのも考えもの。賢いお金の使い方を考えれば、日々変化する「ガソリン価格」の変動もしっかり抑えたい。

1 購入ローン購入ローンの組み方はライフスタイルの指標になる!

 

このクルマが欲しい!と思う前に、まずしっかり考えて欲しいのが購入プラン。毎月の支払いをいくらぐらいに設定すればいいのか?頭金はあった方がいいのか?毎月の収入と年齢・家族構成などを想定して、ファイナンシャルプランナーとともに、もっとも好ましいローンシミュレーションを考えて行きたい。

50万円台のクルマの場合

平均価格で見た場合は60~80万円台が中心になるが、実際に流通しているクルマの半数以上が50万円台、もしくはそれ以下で手に入るフィット先代型。リーズナブルながらも装備充実度も高く、低燃費な部分も高評価できる。低予算での購入する場合において、ベストな選択となるだろう。

例えば
ホンダ フィット(先代型・平成19年10月~平成25年9月)

緩やかな下降が続く中で、平均値だけで見ると80万円台だが、実際の流通台数で多いのは50~60万円台だ。

 ホンダ フィット(先代型・平成19年10月~平成25年9月)中古車の相場:54~131万円
流通台数:約2000台 ※平成19年~25年式の相場

 

ファイナンシャルプランナーが薦める購入スタイル

 

CASE1
男性(26歳)
家族構成:独身
年収:300万円
STYLE1 頭金 ナシ 月22,000円×24回払い 単純に12ヶ月で割れば、月給25万円になります。手取りを8割と見積もって20万円と仮定すれば、毎月2.2万円程度を24回払いが妥当でしょうか。維持費などが加算されますので、返済額増は避けたい所です。
STYLE2 頭金 20万円 月13,000円×24回払い

 

CASE2
男性(34歳)
家族構成:妻、子供1人
年収:440万円
STYLE1 頭金 ナシ 月22,000円×24回払い 月給36万円程度で手取り29万円程。お子さんが1人ということで、車は利便性も考えれば必須でしょうか。お子さんが小さい内にローンは返済したい所。頭金を作って月々の支払いを抑える方が理想的です。
STYLE2 頭金 20万円 月 9,000円×36回払い

 

CASE3
男性(45歳)
家族構成:妻、子供2人
年収:580万円
STYLE1 頭金 ナシ 月15,000円×36回払い 月給48万円程度で手取り38万円程。お子さんが2人おり、そろそろ教育費の負担も想定される年代かもしれません。よって手取りの割りには月々の返済を抑えるのも良いでしょう。住宅ローンなどもあれば尚更です。
STYLE2 頭金 20万円 月13,000円×24回払い

100万円台のクルマの場合

それなりの広さが欲しいけど、値段は手頃なところで抑えたいというファミリー層にちょうどいいのがカローラフィールダー先代型。エンジンサイズは1.5Lタイプがベースのため燃費は上々で、スペースの広さも抜群だ!また値段的に見ても、無理なく買える100万円前後な点もポイントだ。

例えば
トヨタ カローラフィールダー(先代型・平成18年10月~平成24年5月)

HVの現行型が人気のため、ガソリンタイプの先代型は大幅下落中だが、逆にこれが大きな狙い目にもなる!

トヨタ カローラフィールダー(先代型・平成18年10月~平成24年5月)中古車の相場:50~166万円
流通台数:約650台 ※平成18年~24年式の相場

 

ファイナンシャルプランナーが薦める購入スタイル

 

CASE1
女性(29 歳)
家族構成:独身
年収:330万円
STYLE1 頭金 ナシ 月30,000円×36回払い 月給27.5万円、手取り22万円程度。20代独身という事もあり、お金は自由に使える状況かと思われます。よって手取りの割りには多少ローンは無理がきく環境ではあります。早めの完済を狙いたいですね。
STYLE2 頭金 30万円 月20,000円×36回払い

 

CASE2
男性(40歳)
家族構成:妻
年収:480万円
STYLE1 頭金 ナシ 月30,000円×36回払い 月給40万円、手取り32万円程度。夫婦2人であり、お金は自由に使える状況かもしれません。よってここは頭金をある程度用意して、早めに完済させていく方がベターでしょう。
STYLE2 頭金 40万円 月26,000円×24回払い

 

CASE3
男性(43歳)
家族構成:妻、子供1人
年収:600万円
STYLE1 頭金 ナシ 月30,000円×36回払い 月給50万円、手取り40万円程度。お子さん1人という事ですが、ローン代金に対する年収は十分で、多めの返済額も可能でしょう。ただ住宅ローンなどある場合などは減額しなければなりません。
STYLE2 頭金 20万円 月24,000円×36回払い

150万円台のクルマの場合

7人乗車も可能で、シートアレンジによりスペース活用が自在となるなど、使い勝手の良さに定評のあるプレマシー。低床タイプで、電動スライドドアを装備していることから乗降性に優れていて、さらに走行安全性も高いことから、走りを重視するユーザーからの人気も高い。

例えば
マツダ プレマシー(現行型・平成22年7月~)

次のモデルチェンジは来年春以降と予想されており、しばらくは150万円台を行ったり来たりが続くだろう。

マツダ プレマシー(現行型・平成22年7月~)中古車の相場:110~175万円
流通台数:約320台 ※平成22年~27年式の相場

 

ファイナンシャルプランナーが薦める購入スタイル

 

CASE1
男性(34 歳)
家族構成:独身
年収:420万円
STYLE1 頭金 ナシ 月34,000円×48 回払い 月給35万円、手取り28万円程。独身という事で自由になる資金は多いと考えられます。また頭金も用意できる年代でもあるでしょう。今後の家族構成の変化も視野に、ローン金額を決めていきましょう。
STYLE2 頭金 50万円 月30,000円×36回払い

 

CASE2
男性(38 歳)
家族構成:妻、子供2人
年収:540万円
STYLE1 頭金 ナシ 月34,000円×48 回払い 月給45万円、手取り36万円程。お子さん2人という事で、自家用車の所有は必須なのかもしれません。お子さんの教育費負担が少ない内にローン完済を済ませてしまう方がオススメです。
STYLE2 頭金 30万円 月27,000円×48回払い

 

CASE3
男性(50歳)
家族構成:妻
年収:660万円
STYLE1 頭金 ナシ 月34,000円×48 回払い 月給55万円、手取り44万円程。夫婦2人の為、余裕ある環境といえます。頭金を多めにするかナシにするかは自由な選択を。ライフプランに合わせ、返済金額を考えて行けばよいと思われます。
STYLE2 頭金 50万円 月43,000円×24 回払い

200万円台のクルマの場合

SUVでありながらも、都会的で特徴あるフロントデザインで、シーンを選ばず乗りこすことができるムラーノ。本格アウトドアでの走行性はもちろんのこと、装備面での充実度も非常に高く、高級感を感じながらのドライブやアウトドアを楽しめるクルマと言えよう。

例えば
日産 ムラーノ(絶版型・平成20年9月~平成27年4月)

生産終了となって価格は急落。3ヶ月で平均が20万円下がるのは異例であり、今後の注目車種となってくるはず!

日産 ムラーノ(絶版型・平成20年9月~平成27年4月)中古車の相場:149~282万円
流通台数:約200台 ※平成20年~27年式の相場

 

ファイナンシャルプランナーが薦める購入スタイル

 

CASE1
男性(35歳)
家族構成:妻、子供1人
年収:480万円
STYLE1 頭金 ナシ 月37,000円×60回払い 月給40万円、手取り32万円程度。200万円のローンとなれば、負担は多い為出来るだけ頭金を用意したいです。審査基準のクリアや利子負担なども考慮しなけれならないので、早めの完済に挑みたいですね。
STYLE2 頭金 50万円 月34,000円×48回払い

 

CASE2
男性(42歳)
家族構成:妻、子供3人
年収:580万円
STYLE1 頭金 ナシ 月37,000円×60 回払い 月給48万円、手取り38万円程度。子供3人となると、教育費や住宅費は熟慮したい部分。ただ、車は必需品であるからこそ月々の負担を軽減し、他の出費にも対応可能なローンを利用したいです。
STYLE2 頭金 50万円 月28,000円×60 回払い

 

CASE3
男性(46歳)
家族構成:妻、子供2人、両親
年収:720万円
STYLE1 頭金 ナシ 月37,000円×60回払い 月給60万円、手取り48万円程度。子供2人で教育・住居費の支出も圧し掛かる世代ですが親の援助も期待できます。ローン増は家計の負担を増やすことに直結するので、貯蓄があれば頭金増で対処したいです。
STYLE2 頭金 40万円 月36,000円×48回払い

 

※すべての価格は参考価格です
※相場に関してはGoo-net 2015年5月調べ

 

 

お金は賢く使おう!ファイナンシャルプランナーが教えるカーライフ再点検

 

2 販売店選び

 

 

お店はどこでもいいは大間違い!最良の選択肢となる販売店を探せ
お店はどこでもいいは大間違い!最良の選択肢となる販売店を探せディーラー店を選ぶポイントは、中古車であっても安心感があることが大きな理由になることは間違いない。

ディーラーは「百貨店」、そして近くの比較的安い販売店は「ディスカウントショップ」というイメージを持てばいいと考えます。百貨店というものは、昔から「安心感(ブランド力)」には定評がありましたし、もしユーザーに選ぶ時間やクルマに関する知識が少ない場合は、こちらを選ぶのが無難でしょう。また、クルマの知識も豊富で、自分でしっかりクルマを見定める時間もあるようでしたら、安い方を選ぶべきです。ただ、どちらにも共通することとして、販売店の方がメリットだけではなく、デメリットもすぐに答えられるお店は信頼感を持てますね。

3 車種選び

 

 

目先の「欲しい」だけではなく購入後にかかるお金も考えたクルマ選びを!
目先の「欲しい」だけではなく購入後にかかるお金も考えたクルマ選びを!手取額から家賃、通信費、食費などの生活に必要な分を差し引き、「自由に使える」という額を把握しよう。

誰でも「欲」というものはありますが、そればかりが先行してしまうのは、あまりよろしくはありません。走行距離想定やクルマの燃費を考えて購入するのも大事ですが、まずは自分の毎月の収入と、生活上必要な出費がどれだけあり、その上で自由に使えるお金がいくらあるのかを正しく把握することが重要です。そしてそこで算出した金額をもとに、「このクルマであれば毎月のローンも無理のない返済が可能になる」というものを選ぶのが、よりよいカーライフに繋がるはずです。プランナー的には「逆算」の発想でクルマを選んで欲しいですね。

4 契約書類

 

 

 

書類一枚でもお金が浮くのはホントだが、時間と手間賃の関係性も見直そう
書類一枚でもお金が浮くのはホントだが、時間と手間賃の関係性も見直そう必要書類の一つになる車庫証明書。警察に行けばすぐに対処してくれるが、やはり手続きは面倒な部分もある。

少しでも購入費用を抑えたいという場合は、書類関連を自分で用意するのも一つの手段ですが、費用対効果も重視してほしいと思います。自分で書類を準備する場合は安くはなりますが、その反面で時間と手間がかかります。そこでよく考えて欲しいのが「時は金なり」という言葉です。依頼した場合の金額に対し、自分で対処した場合にかかるであろう時間と、給料から時給を換算して、書類作成における「コスト」を計算し、金額と比較してみるといいかも知れませんし、試算での数字があまり変わらなければ、やるメリットは少ないと言えますね。

5 アフターケア

 

 

販売店保証は必要?不要?購入後のリスク回避策の重要度を考える

心理の話ですが「100万円得した!」という場合の喜びと、「100万円損した・・・」という場合の悲しみを想像してください。同じ100万円でも、多くの人が「損」の方に強い印象度を持つと思います。これが「プロスペクト理論」の基礎です。「悲しみ(損)は回避したい」という心理が、保険・保証といったアフターケアに結びついて行く訳ですが、そんなユーザーの心理を理解しているからこそ、販売店側は保証を付けていることを見逃せません。保証はありがたいことかも知れませんが、店からしてみればそこは商売ですので、損得度外視ということは考えにくい部分でもあります。よって、保証にこだわり過ぎて、平均より高いものを買ってしまう場合もありえますので、まずは内容を見定めることが大事ですが、あって悪い物ではありませんので、安心感を大事にしたい場合はこだわるのも悪くはないと思います。

販売店保証は必要?不要?購入後のリスク回避策の重要度を考える販売店独自の保証はキロ数指定や数ヶ月~半年というものが大半。確かに保証があるのは嬉しいことだが、実際には無償点検をしてくれるという程度で考える方が無難だ。

 

プロスペクト理論とは?
プロスペクト理論とは?

「期待、予想、見通し」といった意味を持つプロスペクト。行動経済学において代表的理論の一つであり、損失と利得をどのように評価するのかを、経験的事実から導きだした理論である。人間の性質は、利得を前にすれば確実に取れる利得を取ろうとし、損失を前にすればその損失すべてを回避しようとする傾向が強いことを示している。

6 メンテナンス費

 

 

ローンや燃料費との兼ね合いの中で考える費用をかけずにできるお気軽メンテとは?

クルマを良い状態で乗り続けるためにも、メンテナンスはしっかり行って欲しいと思います。ただ、この部分が怪しいからやっておくか・・・というように、行き当たりばったりはいけません。日常点検とは違って、費用が発生するメンテナンスは、やるべき時期の目安が立て易いので、購入プラン同様にメンテナンス計画もプランニングして、かかる費用なども見積もっておけば、より効果的なお金の使い方が可能になってくるはずです。また、ごく当たり前な話ですが、よりよい走行状態を保つためにも、費用がかからないタイヤローテーションは積極的に行うといいでしょう。ただ、メンテナンスを綿密にやっているからと言って、クルマの価値が下がらないという訳ではありません。どんなものでも時間が経過するだけで価値は下がって行くものですから、メンテの予算立ては適度に行いましょう。

メンテ計画の立案を心がけよう

おなじみのメンテナンスばかりだが、重要なポイントでもあるので交換時期をもう一度しっかり把握してしっかりとしたメンテナンス計画をプランニングしてほしい。

メンテ計画の立案を心がけよう

 

1 エアクリーナー交換(3万キロ目安)
2 オイル交換(3000キロもしくは半年)
3 タイヤローテンション(前後左右交換・5000~1万キロ、もしくは1年)
4 ブレーキオイル交換(2年での交換が好ましい)
5 ブレーキパッド交換(パッドの厚みが2mmを切った時点)
6 ラジエター液交換(10万キロ目安)

7 毎月の燃料費を抑える手段は?

 

 

普段の生活費にも影響を及ぼす燃料費これを賢く抑える手段を探ってみよう

燃料費を考えた場合、最近の低燃費カーは性能がいいし、選ぶべき存在であることは間違いありません。ただ、あえて高価な低燃費カーを買う必要性があるのか?ということには疑問も感じます。多少の燃費性能の差よりも、ガソリン価格の上下動の方が、お金の使い方を左右してくると考えるからです。例えば燃費がこっちの方が1L良いからと選ぶより、ガソリン価格が1円でも安い店舗を探す方が、効果的だと思うのです。たった1円かも知れませんが、積もり積もって考えれば、その1円が1万円にも10万円にもなる場合がありますので、「安い店を探す」「プリペイドカードを購入する」「会員カードを利用する」などして、少しでも節約できる手段を探ってみましょう。また、下記の図を参照して、費用対効果の高いクルマを選ぶのも良いと思います。

燃費と価格の位置関係図

縦軸は価格、下の横軸は燃費数値を表したこのグラフ。安いけど燃費がいい、高いだけありパワーはいいけど燃費は・・・というのが一目でわかるこのグラフ。人気中古車の「現在地」を知った上で、クルマ選びの際にも参考にしてほしい!

燃費と価格の位置関係図

 

日産 ムラーノ(絶版型・平成20年9月~平成27年4月)

日産 ムラーノ
(絶版型・平成20年9月~平成27年4月)
中心価格:200万円
250XL:11.6km/L

トヨタ マークX(現行型・平成21年10月~)

トヨタ マークX
(現行型・平成21年10月~)
中心価格:180万円
250Gグレード:13.0km/L

ホンダ オデッセイ 先代型(先代型・平成20年10月~平成25年11月)

ホンダ オデッセイ
(先代型・平成20年10月~平成25年11月)
中心価格:150万円
Mグレード:13.2km/L

トヨタ ノア 先代型(先代型・平成19年6月~平成26年1月)

トヨタ ノア
(先代型・平成19年6月~平成26年1月)
中心価格:150万円
Xグレード:14.4km/L

ホンダ ストリーム(絶版・平成18年7月~平成26年5月)

ホンダ ストリーム
(絶版・平成18年7月~平成26年5月)
中心価格:80万円
RSZグレード:14.6km/L

トヨタ シエンタ(現行型・平成15年9月~)

トヨタ シエンタ
(現行型・平成15年9月~)
中心価格:100万円
Xグレード:18.6km/L

日産 ジューク (現行型・平成22年6月~)

日産 ジューク
(現行型・平成22年6月~)
中心価格:150万円
15RSグレード:19.0km/L

トヨタ カローラフィールダー(先代型・平成18年10月~平成24年5月)

トヨタ カローラフィールダー
(先代型・平成18年10月~平成24年5月)
中心価格:100万円
1.5Xグレード:20.0km/L

トヨタ ヴィッツ (現行型・平成22年12月~)

トヨタ ヴィッツ
(現行型・平成22年12月~)
中心価格:90万円
Fグレード:20.8km/L

マツダ アテンザセダン (現行型・平成24年11月~)

マツダ アテンザセダン
(現行型・平成24年11月~)
中心価格:230万円
XDディーゼル:22.4km/L

マツダ デミオ(先代型・平成19年7月~平成26年9月)

マツダ デミオ
(先代型・平成19年7月~平成26年9月)
中心価格:50万円
13C-V:23.0km/L

ホンダ フィット (先代型・平成19年10月~平成25年9月)

ホンダ フィット
(先代型・平成19年10月~平成25年9月)
中心価格:55万円
Gグレード:24.0km/L

ホンダ CR-Z (現行型・平成22年2月~)

ホンダ CR-Z
(現行型・平成22年2月~)
中心価格:130万円
Bグレード:25.0km/L

トヨタ プリウスα

トヨタ プリウスα
(現行型・平成23年5月~)
中心価格:190万円
Gグレード:26.2km/L

スズキ スイフト (現行型・平成22年9月~)

スズキ スイフト
(現行型・平成22年9月~)
中心価格:100万円
XG-DJEグレード:26.4km/L

ダイハツ タント (現行型・平成25年10月~)

ダイハツ タント
(現行型・平成25年10月~)
中心価格:120万円
Lグレード:28.0km/L

ダイハツ ミライース (現行型・平成23年9月~)

ダイハツ ミライース
(現行型・平成23年9月~)
中心価格:70万円
Xグレード:35.2km/L

日産 デイズ(現行型・平成25年6月~)

日産 デイズ
(現行型・平成25年6月~)
中心価格:100万円
Sグレード: 30.0km/L

トヨタ アクア (現行型・平成23年12月~)

トヨタ アクア
(現行型・平成23年12月~)
中心価格:150万円
Lグレード:37.0km/L

プランナーが先読みする次世代燃料カーとカーライフの変化

 

プランナーが先読みする次世代燃料カーとカーライフの変化エコカー次世代モデルである水素燃料カー。量産化も始まったが、中古車で手頃な価格となるのは先の話だ。

最近は燃費が良くなって来ていますし、消費するエネルギーを減らして行くという方向性も変わらないでしょう。しかし、だからと言ってカーライフやお金の使い方が大きく変わるということは考えにくいと思います。そこには、進化を支える開発費という壁があり、この部分の費用が莫大であることから、価格の劇的な下落には結びついてはいませんし、実は昔とはあまり変化していない現状がそこにあるのです。ですので、まだ新車・中古車を問わず、購入するという部分でのお金の使い方には変化は生まれないでしょう。また、水素をエネルギーとする次世代カーの開発なども進んでいますが、こちらは燃料費という部分での削減は見込めますが、販売価格がかなり高額になってくるので、費用対効果という部分を見定めてから考えるのは無難と言えますね。

プランナーと編集部が提案する 他にもあるオススメカー!

購入金額、維持費、そしてクルマ自体の価値などを総合的に考え、プランナーとともに、オススメできる車種をピックアップ!

上品な大人のエコカー マツダ アテンザセダン(現行型・平成24年11月~)

スタイリッシュなデザインと、上質感のある装備が売りのアテンザセダン。しかし一番の注目は、ディーゼルの概念を変えたクリーンディーゼルエンジン。パワーを維持したまま、低燃費も実現させた優等生カーである。

マツダ アテンザセダン(現行型・平成24年11月~)中古車の相場:190~300万円  流通台数:約250台 ※平成24年~27年式の相場

 

安定期を迎えたようにも見えたが、4月はややダウン。だが、ドライブシーズンに合わせて価格が反発する可能性は捨てきれない。

トレンドNo.1車種 トヨタ アクア(現行型・平成23年12月~)

人気のハイブリッドカーであり、燃料費という部分での節約を見込めるこのクルマ。サイズ自体はコンパクトカーと同サイズのため、運転しやすさにも定評がある。あとは中心価格がもう少し下がることを願いたいところ。

トヨタ アクア(現行型・平成23年12月~)中古車の相場:122~185万円  流通台数:約3100台 ※平成23年~27年式の相場

 

登場から3年が経過し、乗り替えを選択する人も増加。その影響から流通台数も伸びており、中心価格の下落が進みそうだ。

お手頃価格! ホンダ ストリーム(絶版・平成18年7月~平成26年5月)

5ナンバーサイズで7人乗れる、実用性抜群のワゴンタイプミニバン。低床タイプで乗降性も良く、さらに走行安定性にも優れている点はポイント。そして何より、中心価格が100万円を切っているのも大きな魅力!

ホンダ ストリーム(絶版・平成18年7月~平成26年5月)中古車の相場:77~166万円 流通台数:約950台 ※平成18年~26年式の相場

 

後継車ではないものの、同サイズ車であるジェイドの登場により、平均価格の下落幅が広がって行くことが予想される。

まとめ 計画性を重視してより良いカーライフを

 

使えるお金の額をしっかり把握して快適カーライフを実践していこう!使えるお金の額をしっかり把握して快適カーライフを実践していこう!

プランナー的見地から、クルマの購入、維持に関わるお金の話をしてきましたが、最終的には「自分が自由に使えるお金がいくらあるのか?」という部分を、しっかり見つめ直すことが大事だと思います。例えば、欲しいクルマを買うために「じゃあどうしよう?」を考えるより、自分の生活をキープした上でやりくり出来る範囲を考え、その中から「自分の理想にマッチするクルマ」を選ぶことが重要になってくるでしょう。そしてメンテナンスなども含めて、すべてにおいて計画性というものを持ってもらいたいと考えます。

 

※すべての価格は参考価格です
※相場に関してはGoo-net 2015年5月調べ

 

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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