カーオーディオのスピーカーの種類と特徴について

音楽にこだわりのある人や音楽を聴くのが好きな人にとっては、車の中で聴く音楽についても少しでも良い音で聴きたいと考えたことがあるのではないでしょうか。スピーカー1つで音は変わります。しかし、狭く音質面での制約の多い車内。より良い音質の音楽を聴くためには、どのようなスピーカーを選べば良いのでしょうか。

セパレートスピーカーとは、それぞれの音域（中低音・高音）ごとにスピーカーを分けたものを指します。ツイーターと呼ばれる、高音のみを出す小さなスピーカーを耳に近いダッシュボードなどに取付けることで通常のスピーカーではこもって聞こえづらかった高音がキレイに再生され、中低音とのメリハリが効いた音楽が楽しめます。ヴォーカルが目の前で歌っているような臨場感を味わうことができたりと、自分好みの音に調整することが出来ます。しかし、取付位置を考えてないと音のバランスが悪くなるので注意が必要です。

コアキシャルスピーカーは、前述のセパレートスピーカーと違ってツィーターが分かれていないスピーカーで、一般的な純正のスピーカーと同形なので、手間なく交換することが可能です。高音・中低音全ての音が1つのスピーカーから聴こえてくるので、まとまりのあるバランスの良い音を楽しめます。簡単に音質を上げることが出来るので、手軽に音を良くしたい人にはおすすめです。

ウーファー（サブウーファー）スピーカーとは、低音を補うためのスピーカーです。メインスピーカーが出せない良質な低音を再生させることで、音の厚みが増し、より重厚感のある音楽を楽しむことができます。

センタースピーカーとは、ダッシュボードの中央に置くタイプのスピーカーのことです。特にDVDを観る時にサブウーファースピーカーと合わせることで、映画館で映画を観る時のような臨場感が楽しめます。このように、スピーカーにも色々な種類があることが分かりました。車内で聴く音楽の質を上げたい方や自分好みの音を楽しみたい方は、ぜひ、自分に合ったスピーカーを見つけて、快適なカーライフを楽しんでください。