パーツ取付・交換
更新日:2021.01.01 / 掲載日:2021.01.01

カーオーディオバッフルの材質による効果の違いとは

カーオーディオの音質向上のためにスピーカー交換を行うことがありますね。その時に必須なのがバッフルになります。このバッフルも音質を良くする効果があるため、様々な材質のものがあります。ここではバッフルの役割と、バッフルの材質による効果の違いについてまとめてみました。

カーオーディオのバッフルとは

カーオーディオのバッフルとは

カーオーディオではスピーカーを車のドアの内側に取付けるのですが、このスピーカーを強固に固定する部品がバッフルです。また、バッフルがスペーサーとしてスピーカーとドアの間の隙間を確保してくれることで、カーオーディオの音割れの原因となる、スピーカーに伝わる車の振動を緩和する役割も担っています。バッフルには外側からつけるアウターバッフルと内側からつけるインナーバッフルがあり、新車納入時についている純正スピーカーでは、インナーバッフルとスピーカーが一体になっているものがほとんどです。そのため、純正スピーカーを取外して社外品のスピーカーを取付けようとする場合、バッフルを自分で準備する必要があります。

バッフルの材質による効果の違い

現在では様々な材質のバッフルが販売されていますが、大きく分けると樹脂製・木製・金属製となります。それぞれの効果の違いは以下の通りです。純正スピーカーと一体型になっているバッフルのほとんどが樹脂製のプラスチックのものです。車の振動をある程度緩衝しますが、スピーカーを固定する力はあまり強くありません。安価で手に入りやすいですが、音質向上は期待しにくい材質となります。木製のものはMDFや単板、合板などがあります。木材の種類によって様々な種類があり、一番普及している材質です。加工のしやすさから自作バッフルの材料としてもよく用いられます。木製のため湿気などで劣化しやすいので、塗装や防水加工など対策を行う必要があります。スピーカーを固定する適度な固さと振動を吸収する柔らかさを併せ持つため、柔らかみのあるナチュラルな音質が特徴です。金属製のものは強度・剛性があるため、他の材質と比べてスピーカーの固定を強固に行えます。音質としては低音がひきしまった少し固めの音色になり、クリアな響きになることが多いようです。金属の材質としてはアルミニウム製のものと、異なる金属を組み合わせたものなどが販売されています。その他にも、経年劣化に強くしっかりと固定できる人工大理石製のものや、ある程度の柔らかさもありつつ腐食しないアクリル製のもの、異種素材を組み合わせたものなど、様々な材質のものが販売されています。以上のように、バッフルの材質によって音質やスピーカーの固定力に違いがあります。各メーカー材質の効果を生かした様々なバッフルを販売しているので、手に入れたい音質に合わせてバッフルを選ぶことをおすすめします。

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

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車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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