パーツ取付・交換
更新日:2021.01.01 / 掲載日:2021.01.01
カーオーディオを5.1ch化するメリットとその方法
5.1ch(チャンネル)サラウンドサウンドと聞くと、映画館の音響を思い出すの方が多いのではないでしょうか。それもそのはず、5.1chはもともと映画館用に開発された音響システムで、映画館では臨場感あふれる音響効果を得るために、かなり以前から使われるようになっていたからです。カーオーディオが大きく進化したことにより、5.1chサラウンドサウンドが車の中でも楽しめるようになりました。今回は、カーオーディオ を5.1ch化するメリットとその方法をご紹介します。
5.1chの特徴とメリット・どんなものを聴くのに適している?
5.1chの特徴は、何と言っても圧倒的な臨場感を味わえるということです。5.1chサラウンドに対応した映画を再生すれば、例えば、後ろから前方へ車が走り去る場面では、音声も最初は後ろから小さく聞こえてきて、だんだん大きな音になり、前へと通り過ぎて音も小さくなっていくという、映画館で味わうような音響効果を体験することができます。映画にしても音楽にしても、5.1chサラウンドを楽しむためには、5.1chに対応したソフトが最適です。5.1chに対応していない一般の音楽CDは、擬似的に5.1ch化されます。それでも、ある程度の効果は得られますが、5.1ch対応ソフトと比べると最適な効果を味わうことはできません。
カーオーディオ を5.1ch化するにはどうしたらいい?
カーオーディオを5.1ch化するためには、まず以下のスピーカーを用意する必要があります。
1.フロントスピーカー(2個)
2.リアスピーカー(2個)
3.センタースピーカー(1個)
4.サブウーファー(1個)=これが0.1とカウントされます。
以上6個のスピーカーを使いますが、サブウーファーを0.1と定義するので、5.1chになるというわけです。もちろん必要となるのはスピーカーだけではありません。5.1chに対応したソフトを再生するカーオーディオあるいはカーナビが必要となります。5.1chに対応した機材を、しっかりとセッティングすれば、素晴らしい5.1chサラウンドを楽しむことができますが、くれぐれも運転する際は、迫力ある音や映像に惑わされずに、運転に集中するようにしてください。