カーナビを購入する時の注意点とポイントについて

最近のカーナビは種類も増えて、機種によって様々な機能があります。カーナビを購入する時に知っておくと役に立つポイントや注意点についてご説明します。

カーナビを購入する前に知っておきたい事は、いま発売されているカーナビの種類や性能を把握しておく事です。純正カーナビにこだわるか社外品にするのか、オンダッシュタイプかインダッシュタイプか、ポータブルかHDDかフラッシュメモリーか、大まかなタイプを決めるだけでもあらゆる選択肢が存在します。既存のタイプも次々とモデルチェンジや新機能を搭載している上、近年のめまぐるしいデジタル事情では、おおよそ1年～2年で仕様が変わってしまうものもあります。カーナビの情報は常に最新のものを取り入れ、それを踏まえた上で選ぶ事をおすすめします。

カーナビの基本機能は「道案内をする」事ですが、DVDやテレビを楽しめたり、オーディオ機能を備えていたりとオプションが多いのも魅力の一つです。しかし、そこまで車を運転する頻度が高くないにも関わらず、カーナビに多くのオプション機能をつけてしまうと、そのほとんどの機能を使いこなせないというデメリットが目立ってしまいます。このような失敗をなくすためにもカーナビを選ぶ時には「自分のカーライフを振りかえる」事から始めましょう。良く知っている道ばかりを走行する機会が多いのであれば、カーナビ自体が必要ないかもしれません。一方、ドライブが好きで知らない場所に頻繁に行く場合や、仕事で使っていて長距離の移動が多い場合、家族で一台の車をシェアしている場合などは、ナビゲーション機能が充実したカーナビをつけた方が運転も快適になると言えます。このように車と自分の生活の行動範囲を見比べ、本当に必要な性能をピックアップしてからカーナビを選ぶようにしましょう。

実際にカーナビを選ぶ際には、予め欲しい機能と予算を決めておきましょう。どんなカーナビが欲しいのか、欲しいオプションは何かという観点から予算の範囲を決め、その予算内から照準を絞っておくとカーナビを購入しに行った時にあれこれ悩まずに済みます。純正品にこだわるなら車のディーラーで、社外品を数多く見たいならカー用品店など欲しいカーナビの種類によって購入する場所も変わってきます。また、社外品は各メーカーが多様な種類のカーナビを発売しているので、メーカーとカーナビの仕様をいくつかピックアップし、カー用品店などで実際に触って選ぶと、納得のいくカーナビに出会える確率も高くなります。ただし、カー用品店などでは展示してあるカーナビを触る事はできますが実際の運転中に操作がしやすいかどうかまでは分からないので、注意が必要です。以上のように、カーナビを購入する際は値段や機能を考慮しつつ、運転中の目線の高さや操作のしやすさなども想定すると、よりイメージに近いカーナビを選ぶ事ができるでしょう。また、車種によっては取付けられないカーナビも存在するので自分の車種に対応しているかどうかの確認も忘れず行うことが大切です。