パーツ取付・交換
更新日:2020.09.28 / 掲載日:2020.09.28

ホイールを塗装してクルマをカッコよく見せたい!DIY塗装する際のポイントを解説

ホイールを塗装してクルマをカッコよく見せたい

中古で安く入手したホイールや現在装着しているホイールを、きれいにカッコよく見せたい方は多いのではないでしょうか?そんなときは、ホイール塗装がおすすめです。
「いっそホイールを丸ごと変えようか悩んでいる」「塗装ってお金がかかりそう」と思っている方に、安く簡単にホイールの悩みを解決できる方法をご紹介します。塗装業者に依頼した場合のメリット・デメリットについても触れていますので、ぜひ参考にしてください。

走行中の飛び石や障害物によってホイールに傷が付くと、車全体の印象が悪くなってしまいます。そんなとき、ホイールの傷や色の悩みを安く解決できるのがホイール塗装です。
新品同様とまではいきませんが、ホイール塗装をすれば傷付いたホイールもきれいに見せることができます。もちろん傷がなくてもホイール塗装することで、車全体の印象を大きく変えられます。

DIYで塗装するメリットとデメリット

DIYで塗装するメリットとデメリット

ここからは、ホイールを自分で塗装した場合にどのようなメリット・デメリットがあるのかを確認していきます。

DIY塗装のメリット

ホイールをDIY塗装するメリットは、主に2つあります。それは「コスト削減」と「愛着の増加」です。ホイールのDIY塗装では、新しくホイールを購入する場合よりも、低予算で必要なアイテムを準備できます。購入するものによって差はありますが、1からそろえたとしても1万円を超えない程度で準備できるのではないでしょうか。 また、自分で時間をかけて塗装すれば、達成感とともに愛着も湧いてくるでしょう。

DIY塗装のデメリット

ホイールをDIY塗装するデメリットは、主に2つあります。「手間と時間がかかること」と「仕上がりが劣ること 」です。
ホイール4本をすべて塗装するとなると、ある程度の手間と時間がかかります。塗装する人の力量によっても変わりますが、プロの業者の塗装と比べると仕上がりが劣ってしまう可能性もあります。

塗装業者に依頼するメリットとデメリット

DIY塗装の場合と比較しながら、塗装業者に依頼した場合のメリット・デメリットについて見てみましょう。

塗装業者のメリット

塗装業者に依頼するメリットは、主に2つあります。「仕上がりがきれいであること」と「傷やへこみにも対応してくれること」です。
塗装業者へ依頼すれば、理想の色で美しく仕上げてもらえます。素人がおこなうDIY塗装と比べて塗りムラも少ないため、「とにかくきれいに仕上げたい」という方におすすめです。
また、塗装だけではなく、ホイールリペアに対応している塗装業者も多くいます。オプションメニューを活用すれば、DIYでは修復が難しい傷やへこみも直すことができます。

塗装業者のデメリット

塗装業者に依頼する主なデメリットは、「コストが高いこと」です。ホイール塗装は、1本あたり1万5,000~3万円が相場となっています。
4本すべての塗装を依頼すれば、5万円を軽く超えてしまう計算です。特殊な色味を希望する場合や作業工賃など、その他の費用をプラスすれば、さらに出費が増えるでしょう。

DIYでのホイール塗装方法とは

DIYでのホイール塗装方法は、以下のとおりです。

Step1:ヤスリで表面に細かい傷をつける

下地処理では、紙ヤスリを使って足付けをおこないます。表面がツルツルのままでは塗装がはがれやすいので、細かい傷を付けて塗料との密着度を高めるためです。ホイールの艶がなくなり、全体的に曇ってくるまで根気よく磨くのがコツです。

Step2:マスキングで保護

エアバルブやタイヤなど、塗料の付着を防ぎたい場所にマスキングテープを貼ります。

Step3:脱脂

シリコン・オフやパーツクリーナーなどを使って、油分を落とします。

Step4:サフェーサーやミッチャクロンの塗布

塗装の密着力を高めるために、サフェーサーやミッチャクロンで下地を作ります。厚塗りせず、薄く均等に塗るのがコツです。

Step5:塗装

下地処理をしっかり乾燥させたら、いよいよ塗装をしていきます。スプレーを薄く複数回に分けて吹きかけ、1回ずつしっかり乾燥させましょう。

Step6:コーティング

ラッカークリアでも良いですが、コーティングはウレタンクリアを使うのが理想です。ウレタン系のクリアを使用することで耐久性が高まり、よりツヤが出ます。

step7:コンパウンド仕上げ

ツルツルとした滑らかさを出すために、コンパウンドで磨きます。

DIYでのホイール塗装に必要な道具

DIYでのホイール塗装では、以下の8つの道具を用意しておきましょう。
1. 耐水ペーパー(400番、800番、1000番または1500番、2000番の4種類)
2. 脱脂アイテム(シリコン・オフ、パーツクリーナーなど)
3. マスキング(マスキングシート、新聞紙、ブルーシートなど)
4. 塗料の発色と定着を良くするもの(プラサフ、サフェーサー、ミッチャクロンなど)
5. 塗料(車体用、アルミサッシ用、ラッカースプレーなど)
6. クリア(ウレタンコート、ラッカー系クリアなど)
7. コンパウンドセット(7500番、9800番など)
8. ホイール洗浄用品(洗剤、スポンジ、マイクロファイバークロスなど)

まとめ

DIYのホイール塗装なら、低コストで好みの色に仕上げることができます。塗装業者と比べるとクオリティは劣りますが、好きなタイミングで手軽に愛車をイメージチェンジできるのが魅力です。
ホイールのDIY塗装は「下準備」と「乾燥」がとても大切なので、最後まで根気よく作業をおこないましょう。

この記事の画像を見る

この記事はいかがでしたか?

気に入らない気に入った

グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

この人の記事を読む

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

この人の記事を読む

img_backTop ページトップに戻る

ȥURL򥳥ԡޤ