パーツ取付・交換
更新日:2020.09.28 / 掲載日:2020.09.28
ドライブレコーダーで後方まで記録!追突事故やあおり運転対策に
事故の証拠を記録するため、車に取り付けられることが多くなったドライブレコーダーですが、前方のみに取り付けている方が多いのではないでしょうか?
しかし、車でのトラブルはすべて前から起こるわけではありません。昨今社会問題となっているあおり運転や追突事故など、後ろから被害を受ける可能性もあります。
そこで今回は、後方にドライブレコーダーを取り付けるメリットや選び方、おすすめの後方向けドライブレコーダーについて解説していきます。
事故に遭ったときの映像を証拠として残すため、車の前方を記録するドライブレコーダーを取り付ける人が増えています。
しかし普段の運転では、後方からあおり運転や追突事故の被害に遭うことのほうが多く、前方しか記録できないドライブレコーダーでは、不十分といえます。
ドライブレコーダーのなかには画角が360度という機種もありますが、車のなかの様子が映ってしまうため、車外の死角まで記録することができません。 そのため、前方だけでなく後方にもドライブレコーダーを取り付ける必要があります。
後方に取り付けるドライブレコーダーの選び方
後方に取り付けるドライブレコーダーであっても、詳しく記録を残すためには、前方に取り付けたものと同等以上の性能が必要です。
実際に追突やあおり運転の被害を受けたとき、画角が狭く全体の様子が映っていなかったり、画質が粗くナンバーなどが判別できなかったりするとあまり役に立ちません。
できる限り死角をなくし、広範囲の映像を残すため、水平画角は108度以上のものを選びましょう。ナンバーを鮮明に記録するためには、フルHDで200万画素を超えるものがおすすめです。
Gセンサーと呼ばれる、衝撃を感知して録画を開始する機能を搭載したものであれば、なお良いです。
近年はWi-Fiに対応したドライブレコーダーも販売されており、 スマートフォンアプリから簡単に設定の変更や映像の確認ができます。
おすすめの後方向けドライブレコーダー3選
ここまで、後方にドライブレコーダーを取り付けるメリットと、その選び方について解説してきました。ここからは、実際に後方向けのドライブレコーダーとしておすすめできる3機種をご紹介します。
SN-SV40c
こちらはフルHDで200万画素、水平画角は110度と、後方向けドライブレコーダーに必要な性能を十分満たしています。このドライブレコーダーにはSTARVISと呼ばれる技術が搭載され、夜間でも街灯がないような場所やスモークガラス越しでも、鮮明に映像を記録できます。
DRV-830
KENWOOD製のDRV-830は、WQHD(2560×1440)の370万画素の高性能ドライブレコーダーで、水平画角は132度とかなり広範囲まで映すことができます。リレー録画対応のmicroSDSXダブルスロットを搭載しており、最長で300時間ほど録画できます。
Driveman GP-1
こちらは、警察車両などにも採用されているアサヒリサーチ製の製品です。フルHDを超える2K(1296×2304)で撮影することができ、水平画角は140度とドライブレコーダーのなかでは非常に高い性能を誇ります。また駐車監視機能が搭載されていることで、エンジン停止後もコマ撮りで記録できます。
まとめ
今回は、後方にドライブレコーダーを取り付けるメリットと、その選び方について解説しました。
事故に遭った際の証拠を残すことを目的として、前方向けドライブレコーダーを取り付ける人が増えていますが、追突やあおり運転の証拠を残すには不十分です。そのため、後方にもドライブレコーダーを取り付ける必要があります。
後方向けドライブレコーダーは、ナンバーなどが確認できるようフルHD200万画素以上で、水平画角が108度を超えるものがおすすめです。