パーツ取付・交換
更新日:2020.09.28 / 掲載日:2020.09.28
耐熱性が必要?ドライブレコーダー取り付けにおすすめの両面テープとは
「ドライブレコーダーを取り付けたいけど、取り付け方法がわからない」「一度取り付けたが、すぐに外れてしまった」
このような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
ドライブレコーダーの取り付けには一般的に両面テープを使用しますが、取り付ける場所によって適した両面テープは変わります。
そこでこの記事では、ドライブレコーダーの取り付けに使用する両面テープの選び方や、貼り付け方・剥がし方のコツなどについて解説していきます。
ドライブレコーダーの取り付けに使用する両面テープは、取り付ける箇所によって適したものが変わってきます。フロントガラスやダッシュボードなど、取り付ける場所にはさまざまな素材が使われているからです。
適していないものを使用すると、うまく取り付けられなかったり、すぐに外れてしまったりすることがあります。
ドライブレコーダーは機種によってはかなり重量があるため、粘着力が強力なものを選ぶことも大切です。事故にあったとき、ドライブレコーダーが外れて映像が記録されなければ意味がありません。
どの場所に取り付ける場合でも、耐熱性のある両面テープを選びましょう。駐車場などでは長時間高温にさらさせることがあります。両面テープの種類によっては、粘着力が弱まってドライブレコーダーが外れてしまうこともあるので注意が必要です。
ドライブレコーダーの貼り付け場所によって適した両面テープは異なる?
前述のとおり、ドライブレコーダーを貼り付ける場所によって、適した両面テープは異なります。では、実際にどのような両面テープを使えばいいのでしょうか?
ここでは、フロントガラスとダッシュボード、それぞれに適したおすすめの両面テープについてご紹介します。
フロントガラスにおすすめの両面テープ
フロントガラスは、車のなかでも特に高温にさらされやすい場所です。他の場所では剥がれ落ちないものであっても、ドライブレコーダーが外れてしまう可能性があります。そのため、より耐熱性の高い両面テープがおすすめです。
ダッシュボードにおすすめの両面テープ
ダッシュボードは、素材によって固いものとやわらかいものがあり、それぞれに適した専用の両面テープが販売されています。やわらかいダッシュボードに適した両面テープは、より表面の凹凸の追従性に優れた素材で作られています。
両面テープの貼り付け方・剥がし方のコツ
最後に、実際に両面テープを貼り付ける際のコツ、剥がす際のコツをご紹介します。
両面テープでドライブレコーダーを貼り付けるときのコツ
両面テープを貼り付ける際は、まず脱脂が必要です。貼り付ける場所に油分が残っていると、粘着力が強力な両面テープであっても、すぐに剥がれ落ちてしまうことがあります。
脱脂には、シリコンオフやパーツクリーナーを使用します。キッチンペーパーやウエスなどに染み込ませて、ていねいに拭き上げましょう。
脱脂が完了したら、両面テープを貼りたい場所の先端のみに貼り付けます。そこからヨレやズレに注意しながら、テープを伸ばしていきます。このとき空いているほうの手は、すでに貼り付けた部分を押さえながらスライドしましょう 。
貼り付けたドライブレコーダーを上手に剥がすコツ
ドライブレコーダーの貼り付けに使用する両面テープは、強力な粘着力を持っています。そのため、剥がす際は跡が残りやすいので注意が必要です。
テープ剥がし用の溶剤や中性洗剤を染み込ませることで、きれいに剥がすことができます。ほかにも、両面テープの表面をドライヤーなどで温めてから剥がす方法もあります。
どちらの方法の場合でも、両面テープはゆっくり剥がしましょう。速く動かしてしまうと、テープが途中でちぎれたり、跡が残ったりしてしまいます。
まとめ
ドライブレコーダーに使用する両面テープは、取り付ける場所によって、適したものが異なります。フロントガラスの場合は耐熱性が高いもの、ダッシュボードの場合はその素材に合う専用のものを選びましょう。
ドライブレコーダーは、万が一事故にあったときの証拠映像を記録するものです。熱や衝撃で外れないよう適切な両面テープを選び、正しい方法で貼り付けることが大切です。