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車検・点検・メンテナンス
更新日:2016.02.22 / 掲載日:2016.02.22

ターボ車のメンテナンスについて

ターボ車のメンテナンスについてgoo-net編集チーム

小型車や排気量の少ない車では得られないパワーで走れることが魅力のターボ車は、
走る事が好きな車ファンにとっては魅力的な車ではないでしょうか。

しかし、何かとトラブルが多いのもターボ車の特徴の一つでもあります。

ターボエンジンの寿命を長持ちさせる為にもこまめにメンテナンスを行いましょう。

ターボ車とは?

ターボ車は「ターボエンジン」を搭載した車の事を指します。

ターボエンジンとは、排気ガスの運動エネルギーを使った動圧過給の事で、
別名ターボチャージャーとも呼ばれています。

二つのタービンを利用して空気を圧縮してエンジンに送り込む仕組みとなっています。

圧縮された空気は実際の排気量以上の空気となる為、
燃焼効率を高めてエンジン性能を向上させる事により、力強いパワーを生み出すことが可能です。

ターボ車は正しく扱わないと故障を起こしやすいので、こまめなメンテナンスが必要となります。

参考:http://www.jaf.or.jp/qa/mechanism/commentary/24.htm

ターボ車のメンテナンスについて

力強い走りが魅力のターボ車ですが、部品に負荷をかけている部分も大きいので、
走行距離や時間の経過によっては、部品が磨耗劣化しやすいという面があります。

ターボエンジンを点検する際の項目は以下の通りです。

エンジンオイルのチェック

エンジンオイルはターボチャージャーのベアリング部分に供給されているので、
小さなゴミが入りこんでしまったりするとベアリング部分が破損しやすくなります。
ターボ車の故障原因に、ベアリング部分の破損が多いようです。

定期的なオイルのチェックはもちろん、オイル漏れをしていないか、
タービンシャフトにガタは着ていないか、回転中に異音はしないかも確認しましょう。

エンジン冷却水のチェック

ターボ車の中には冷却水を使ってベアリング部分を冷やしている車種もあります。

このため冷却水が足りなかったり、汚れていたり、漏れていたりすると冷却が不十分となり、
オーバーヒートの原因にもなります。

冷却水も十分かチェックして下さい。

エンジンオイルや冷却水だけでなく、
エンジンオイルフィルターも交換するように心がけてください。

ターボ車を取り扱う場合に必ず守ること

どの車種にもターボ車を取り扱うにあたり必ず取り扱い説明書があります。
ターボ車に乗る人は、必ず各メーカーから出ている説明書に目を通しましょう。

ターボ車の基本的な取り扱い方としては「空ぶかしや急加速はしないこと」が前提です。

空ぶかし、急加速は通常のエンジンでもNG行為ですが、
ターボエンジンの場合はさらに寿命を縮めてしまう事になります。

高速で走行した後などは、すぐにエンジンを止めない事も重要です。
必ずアイドリング運転を行い、ターボ装置を冷却させましょう。

そして最も重要なのは、エンジンオイルの交換時期を厳守するという事です。

先述したとおり、エンジンオイルのコンディションはターボエンジンに直接影響を及ぼします。
こまめにエンジンオイルをチェックして定期的に交換する事が、
ターボエンジンを長持ちさせるコツになります。


通常のものより「高出力」をしてパワーを引き出すターボ車を、
トラブルなく快適に乗りこなすためには、その扱い方が重要になります。

必ず「正しい乗り方」をするよう肝に銘じておきましょう。

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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