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故障・修理
更新日:2016.07.14 / 掲載日:2016.07.14

夏に車のバッテリー上がりが起きる原因と対策方法

夏に車のバッテリー上がりが起きる原因と対策方法goo-net編集チーム

気温が低い冬場はバッテリー液の温度が下がり性能が極端に落ちて、
バッテリー上がりが起きやすいと言えます。

しかし、冬場と同じく、
バッテリー上がりが起きやすい季節が夏というのはご存知でしたか?

ここでは、なぜ夏にバッテリー上がりが起きてしまうのか、
どんな時にバッテリーが上がりやすいのか、対策方法と併せて見ていきましょう。

夏場でもバッテリー上がりが起きる原因とは

前述した通り、バッテリーの性能はバッテリー液の温度低下に左右されるので、
夏場はバッテリーの性能上の問題が特にあるわけではありません。

では、なぜ夏場にバッテリーが上がってしまうのかと言うと、
主な原因として、電力の使用量が多くなることが挙げられます。

特にエアコンは電力を多く使って動いているので、
夏場はどうしてもバッテリーが上がりやすくなってしまうのです。

バッテリーの上がりやすい状況とは

夏場においてバッテリーが上がりやすい状況とは、
過放電が起こりやすい状況と言い換えることができます。
つまり、電力消費が多いにもかかわらず、エンジンがあまり回転していない状況になります。

この状況にぴったりと当てはまってしまうのが、夏場の渋滞時です。
夏場は車内温度が高くなるので、走行中は冷房をかけ続けて消費電力が多く、
且つ、渋滞の際は、ゆっくりな速度で走行しているか、止まっている場合が多いので、
エンジンがあまり回転していないのです。

また、ブレーキランプもそれなりの電力を消費しているので、
夏場の渋滞というのはバッテリーにとってかなり負担のかかる状況となります。

その他にも、駐車場に駐車している時など、暑いからとエアコンをつけて駐車する際なども、
上記の状況に当てはまるので、バッテリー上がりを起こしやすくなると言えます。

夏に車のバッテリー上がりを起こさないための対策方法

夏に車のバッテリー上がりを起こさないための対策として、エアコンの風量を抑える方法があります。

エアコンの仕組みとして、空気を冷やすためのコンプレッサーは主にエンジンの出力によって動き、
その冷たくなった空気を送り込むためのファンは電力で回しています。

つまり、風量を控えめにして電力消費を抑えることで、
バッテリー上がりのリスクを大幅に下げることができると言えます。

バッテリー上がりが起きるのを防ぐためにも、
ある程度車内が冷えたら、エアコンの風量を下げるようにしたり、
または、風量設定をオートにするなどして、消費電力を抑えるようにしましょう。


このように、夏のバッテリー上がりの原因としては、
渋滞などで車のエンジンを回さない状況が多いことと、
エアコンの使用などによる電力の大量消費が重なってしまうことが、主な原因となってきます。

夏場では、エアコンの風量を調整するなど、
消費電力を抑える心掛けをして、バッテリー上がりの対策をとることが大切です。

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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