車検・点検・メンテナンス
更新日:2016.08.09 / 掲載日:2016.08.09

車のボディに貼ったシールの剥がし方とシール跡の消し方とは

車のボディに貼ったシールの剥がし方とシール跡の消し方とはgoo-net編集チーム

車に貼られたシールは、綺麗に剥がさないと、べたべたとノリの部分が残ったりします。
では、車に貼ったシールを綺麗に剥がすためにはどうすればよいのでしょうか。

シールの剥がし方

車のシールには強力なノリがついているため、
なかなかうまくシール部分を綺麗に剥がすのは難しいようです。

シールを剥がす方法として、ドライヤーを使う方法が挙げられます。
ドライヤーを使い温めながらノリの部分を柔らかくして、粘着力を減らして剥がしていきます。

しかし、炎天下の中でもシールが剥がれないことからわかるように、
シールのノリは大変強力です。

そのため、温めながら少しずつ剥がしていくため、時間がかかります。
また、綺麗に剥がすことが難しく、シールが残ってしまうこともあります。

次に、有機溶剤を使ってシールを剥がす方法です。
この方法だとシールを綺麗に剥がすことができます。
カー用品店などで、シール剥がし専用の有機溶剤が売っていますので、それを使います。

有機溶剤をシールの上に吹きかけ、しばらく待ち、
ボディを傷つけにくい柔らかなヘラなどを使って剥がします。

有機溶剤を使う際は、あらかじめ目立たない箇所で試してみて、
塗装が落ちたり、色変わりしないかを確かめるようにします。

電動ドリルの先にトレッサーと呼ばれる柔らかいゴムのような特殊な工具を取付け、
シールを剥がす方法もありますが、作業や工具の取り扱いが難しく、
慣れていない人はこの方法は避けたほうが良いといえます。

シール剥がしの際の注意点

シール剥がしの注意点として、有機溶剤を使う場合、
有機溶剤がある程度浸透するまで待つ必要があります。

有機溶剤が浸透していない状態で無理に剥がそうとすると、
シールが綺麗に剥がれないだけでなく、ガラスや塗装を傷つけてしまう可能性もあります。

トレッサーを使って剥がす際の注意点としては、
できるだけ柔らかいトレッサーを使い、滑らかにかけることが大切です。
滑らかにかけないと、塗装などを痛めてしまうことにつながります。

最も安全に剥がすには、ドライヤーなどで温めながらゆっくりと剥がし、
残った部分に有機溶剤を吹きかけ、剥がしていく方法がおすすめです。

シール跡の消し方

剥がして間もないシールの跡である場合、
消しゴムや酢を染み込ませたコットンを使い、それをシール跡にあてて、
しばらくしてから拭き取ると綺麗にとれるようです。

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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