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車検・点検・メンテナンス
更新日:2017.01.23 / 掲載日:2017.01.23

【車の冬眠】冬乗らない車の冬眠方法 ガソリン・オイル・エンジン・バッテリーについて

【車の冬眠】冬乗らない車の冬眠方法 ガソリン・オイル・エンジン・バッテリーについてgoo-net編集チーム

車を所持していると、ほとんど毎日利用する人もいれば、一定期間休ませる人もいるでしょう。

いずれにしても定期的な車検やメンテナンスは必要ですが、
車の維持の仕方などでもまた違った対処法が必要となることがあります。

しばらくの期間乗らない状態を維持することを「車の冬眠」と言いますが、
その「冬眠」の間の車のメンテナンスはどのように行ったらいいのでしょうか。

車の冬眠とは

旧車と呼ばれるクラシックカーに乗っている人は、
暖かい時期にサーキットで走らせて楽しんだり集まりに参加したりして、
寒い時期にしばらく乗らないで保管する人も多いです。

また、ケガや長期不在などのさまざまな理由により、
車にしばらく乗ることが出来ない場合もあります。

「車の冬眠」とは、これらのようなケースにおいて車を動かさず、
ある一定の条件・対処方法を施した上で、長期保管することを言います。

冬の間に乗らない車の冬眠方法について

まずは洗車してから車庫へ入れます。

旧車の場合はラジエーター内の水は錆止め剤を加えて満タンにします。
これはエンジン内部まですべて抜き取ることは難しいため、
残った水により良くない影響を与える可能性を減らすためです。

また、サイドブレーキは引かず、輪留めを用いて固定するのが理想です。
冬眠させている間は、様々な部位に負担を掛けないで保管するのが基本となります。

車の冬眠中のガソリンやオイルはどうするか

ガソリンタンクが鉄製、プラスチック製もしくは樹脂製かを確認し、
タンク内が錆びるのを防ぐためにも燃料を満タンにしてそれを維持する必要があります。
但し、ドレン内のガソリンは抜いておくのが賢明です。

燃料やオイルはタンク内の量が減っていないか時々チェックし、
不足している場合は補充しましょう。
なるべくガソリンの変質やタンク内の水分結露を防ぐようにします。

車の冬眠中にエンジンはかけた方がいいのか

冬眠中に度々エンジンを始動させることは、クランクケース内の水分結露を誘発させ、
それとオイルが混ざったものが内部にかくはんされてしまうことになり、
悪影響を与えてしまいます。

車種によりますが、エンジンオイル下がり防止のため、月に一回程度の始動により、
水温計が正常位置になるまで暖機をすることが推奨されてはいますが、
結露水分による鉄製マフラー等の錆の危険性もあります。

車の冬眠中のバッテリーについて

バッテリーは冬眠の間、最適な状態に保つことが出来れば理想的です。

そのためにはバッテリー自動充電器を取付け、繋ぎっぱなしにして、
ECUのリセットやバッテリー上がり、バッテリーの性能低下を防止することが必要となります。
特に要であるECUリセットは防ぐ必要があります。

チャージャーのみの場合は、
こまめなメンテナンスをしないとバッテリーが上がることがありますので、
スロー充電という形を取ります。

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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