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当社での点検整備は今回が初めて。
点検記録簿を確認し、今までの整備実績を確認します・・。
多分タイミングベルトは未交換！交換歴のシールも見当たりません・・。
ベルトカバーを外し状態を確認。一先ず目立ったひび割れは見られない為、今回は様子見にて。
後はお客様より左側ドライブシャフトブーツが破れている事、排気パイプにクリアを塗ってしまったので、耐熱塗料を塗って欲しいとの事。
点検をすると、確かに左側ドライブシャフト・アウターブーツが破れており、また左側タイロッドエンドブーツも破れていました。各交換が必要ですね。
エキゾーストパイプはエポキシ系っぽい塗料が全体的に塗られている様子。焦げて膨れた個所が多数見られます。
そのまま耐熱塗料を濡れる状態では無い為、塗装を剥がし、耐熱塗料を塗布します。
それ以外にはエンジンオイル、オートマオイルが漏れており、排気ガス濃度が高い状態でした。

エンジンオイルはタペットカバー廻りの漏れが酷いのですが、イグニッションコイルを固定しているボルトが固着している為、取外しが出来ません。無理に外し、ボルトが折れてしまった場合、エンジンを降ろさなければならない為、今回は漏れ止め剤を入れ、粘度の高いオイルで交換する事に。
オートマの方は、シフトコントロールソレノイドに繋がる配線部分から漏れている状態。オイルパン脱着等が必要となり、費用がかさむ為、今回は漏れ止め剤にて対応としました。
排気ガス関係に関しては吸気系清掃にて対応。
清掃前はCO　0.07%　HC133ppmだったのに対し、清掃後はCO　0.01%、HC　21ppmまで低減しました！

タイロッドエンドブーツです。ピンホールが出来ている様です。

交換後です。

ドライブシャフトブーツです。こちらも部品劣化では無く、何かで破けた様です。

こちら交換後です。部品は分割タイプ（NEOブーツにて）。

オートマオイルです。ハーネスがミッション内部に入り込む所から漏れていました。4年前にオイルパンパッキンは打ち替え済み。一先ずオイル量は適正なので、今回は漏れ止め剤にて対応致しました。

エンジンオイル漏れ。右バンクタペット部分です。

左バンク。下にあるオートマオイルクーラーホースに垂れていました。

排気パイプです。焦げて膨らんだ個所が多数見られます。

センターパイプ部分も同様です。

マフラー部分です。

まずは塗料を剥がします・・。

センターパイプも同様です

メーンマフラー、剥離後です。

フロントパイプ、塗装後です。

センターパイプ塗装後です。

メーンマフラー塗装後です。

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