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車検整備でお預かり致しました！

まず、お客様よりアクセルの吹き上がりにタイムラグがあるとのご指摘を頂きました。実走してみると、アクセルを踏んでいる状態から更に踏みこんだ時の追従がかなり遅い事が確認出来ました。
スキャンツールでデーターを見ながら走行すると、アクセルのセンサーの数値やスロットルボディーの動き自体は問題は無い状態。
排気ガスの数値もCOは0％、HCが100ppmとHCが高い状態。

スロットルボディーの汚れが疑わしい為、スロットルボディーを点検。
多少カーボンの堆積が見られるため、清掃が必要だと思います。またエアーエレメントは汚れているので、交換した方が良いですね。

状況をご説明し、吸気系の清掃、エアーエレメントの交換を実施。

その他にはブレーキパットの摩耗、ローターの偏摩耗、フロントスタビライザー・リンクブーツの破れ、ワイパーゴムの劣化、エンジンオイル、オイルフィルター、ブレーキオイルの汚れが見られました。
ローターは研磨、他は全て交換をさせて頂きました。

なお、吸気系清掃後、COは0％、HCは4ppmに低下、実走行でもアクセルのレスポンスは改善されました。

吸気系清掃イメージです。スロットルバルブクリーナーでスロットルボディーを清掃し、VIC（現在はPETRA　フューエルシステムクリーナーを使用）にてスロットルボディー以降の吸気系、排気バルブを清掃、フューエル1で燃料系等、燃料噴射口を清掃します。

清掃前のスロットルボディーです。照明で飛んでしまい、見辛いですが、カーボンが堆積しています。

こちら清掃後です。バタフライ部分のカーボンは無くなりました。後はフューエルシステムクリーナー等でこの先を清掃し、コンピューターの再学習をさせ、完了です。

ブレーキローターです。偏摩耗をしていました。

ディスクローターを研磨後です。

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