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車検でお預かりしたのですが、アイドリング回転数が不安定とご相談頂きました。
状態を確認すると、500～750rpm程度を上下しています。
アクセルを踏めば、一応吹き上がる状態。

まずはスキャンツールにてコンピューター診断を実施。
ＤＴＣは特に出力無し。
続いてデーターモニターを確認。
するとISC制御用スロットル開度が無負荷状態であるにも関わらず、60％前後で制御しており、空燃比値も-10%前後で制御しています。
この時点でスロットルボディのカーボン堆積が疑われます。

実際に吸気ダクトを取り外すと、大分汚れが見られました。
また走行距離からして、スパークプラグの劣化も予想されます。

一先ずスロットルボディの清掃、インマニ及びバルブ廻りの清掃、インジェクターの清掃を各実施。
これだけでもエンジン回転数は安定するようになり、スロットル開度も10％前後で制御されるようになりました。

更にスパークプラグ交換後は空燃比値もより0に近くなり、アイドリングの安定だけでなく、走行時の吹き上がりも良好になりました。

後はエンジンオイル、オイルフィルター、クーラント、ブレーキフルード、クラッチフルード、ミッションオイルの各交換、
エアーエレメント、バッテリー、エアコンフィルター、発煙筒の交換を実施させて頂きました！

コンピュータ診断の状況です

スロットルボディです。かなりカーボンが溜まっていました。

清掃後の状態です。

スパークプラグも劣化していた為、交換させて頂きました！

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