ノアハイブリッド NOAH ZWR80W ハイブリッドバッテリー 駆動用 交換 バッテリ系故障 チェックランプ 警告灯 内部電池異常 リビルト 専門店 大阪 阪南｜車検・点検・修理のグーネットピット

平成27年登録　ヴォクシーハイブリッド（ZWR80W）の駆動用バッテリー交換で、神戸市よりご来店いただきました。

こちらのお車は走行距離が約10万2千kmと少ないですが、「バッテリ系故障　販売店で点検してください」が表示され、入庫です。

入庫時にはエラー表示されたままで、専用のスキャンツールで確認すると、P0A80（内部電池異常）が確認できました。

現在、ノアハイブリッド及びヴォクシーハイブリッド（ZWR80W）は在庫のバッテリーケースがないので、お車をお預かりしての交換とさせていただいておりますので、ご了承ください。

今回のお車は走行距離が約10万kmと少ないですが、オーナー様の使用環境や使用状況などが様々であるので、ハイブリッドエラーが点灯するタイミングは分かりませんが、一旦ハイブリッドバッテリーの性能低下による内部電池異常のエラーが発生した場合、リセットしても回復することはありませんので、残念ながら交換するしかありません。

エラー対策として唯一言えるのが、ハイブリッドバッテリーを冷却するための吸入口にあるフィルターを時々チェック・清掃することで、多少なりともエラーの発生は軽減できるはずです。

助手席のシートを外すと吸入口にあるフィルターを確認できるのですが、ご自身で清掃された形跡がありました。

残っているホコリの状況からすると、清掃前は一面ホコリが堆積していたのではと想像できます。

更に分解を進め、冷却ファンの清掃をしてびっくりしたことが･･･

一見、ホコリが付着してるよなーという冷却ファンですが、エアガンで清掃しても全然ホコリがとれません。

いつも仕上げの際に歯ブラシで残りの汚れを取る程度なのですが、今回は最初から歯ブラシでこすらないと取れないレベル。

で、こすってみると、なんと･･･砂っぽいホコリが大量に発生！

これで低下した冷却も回復するでしょう。

なお、これまで交換したノアやヴォクシーハイブリッドですが、吸入口のフィルター目詰まりと関係あるのか定かではありませんが、ハイブリッドバッテリー内部のホコリは他の車種と比較すると少ないです。

バッテリーを連結するリンクプレートはご覧のように酸化しており、この状態は電気を通しにくいことから連結したバッテリーブロック同士の通電を妨げ、バッテリーブロックの劣化（性能低下）が進行する原因の一つなので、洗浄したパーツに交換します。

当店で交換されたハイブリッドバッテリーですが、保証期間中に万が一不具合が発生しましても、ハイブリッドバッテリーに関する不具合の場合は無料にて修理対応させていただきますので、ご安心ください。

ハイブリッドバッテリー交換後はエラーが消え、専用のスキャンツールで確認を行い完成です。

この度は交換のご依頼をいただき、ありがとうございました。


ハイブリッドバッテリーの交換やエラーなど、詳しくは当店のハイブリッド車専用ページをご覧ください。

大阪HVラボ - 南海自販
https://www.hvlab-nj.shop/

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