プロボックス　車検整備｜車検・点検・修理のグーネットピット

こんにちは
横山自動車です
今回はプロボックスにて車検整備でご入庫頂きました。

まずはご用命にて前の方から何か音がするとのご用命がありました。
試運転すると稀にガラガラ、シャーという音がしてきます。
なんとエンジンオイルがほとんど入っていませんでした。
といってもこのような例はよくあります。

キャップを空けるとエンジン内部はなかなか汚れているのが伝わってきますが、２０万キロオーバーではありますのでやや仕方ない部分もあります

今回のオイルが無くなっているのは、
オイル管理を怠ってオイルが減ったのか
エンジンがオイルを燃焼してしまう程摩耗や消耗しているのかは経過観察をしないとわかりません。

２．５リットル入れてこの様子なので、いかにほとんど入っていなかったのがわかるかと思います。
ちなみにオイルが少ないとオイル警告灯でお知らせしてくれるように思えるかと思いますが、オイルランプはコップ一杯程度までオイルが減らないとなかなか点灯しません。

オイルを足してから試運転すると、とりあえずは音が消えました。
恐るべし日本の商用車です。
試運転してからオイルを抜くと既に真っ黒

非常に汚れが溜まっている事が伺えます
もちろんオイルエレメントも交換します。

続いてドライブシャフト

ブーツがパッカリと避けています

ブーツバンドを取り外し

破れたブーツを切って取り外します

散々水や砂が混入したかと思いますが、基本的に異音等が出ていなければ清掃してブーツ交換がほとんどです。

ジョイント部分はもちろんのこと、回りに飛び散ったグリスも綺麗に掃除します。

使用するブーツはミヤコの分割ブーツです。
分割ブーツはブーツ自体がパカッと割れるようになっているので、ドライブシャフトを分解することなく作業出来るようになっています。
工賃や作業時間を少なく済みますので、現在の修理ではこれが多いです。

付属のグリスを塗ります

分割ブーツはこんな感じ

バンドも付属

付属の組み付けオイルを塗布しながらファスナーを閉じます

作業紹介は以上になります。
それでは最後までご覧頂きありがとうございました。

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