vivio RXR エンジンチェックランプ点灯で入庫しました。【兵庫県　姫路市　たつの市　相生市　太子町　車検・整備・取り付け　宮田自動車整備】｜車検・点検・修理のグーネットピット

ヴィヴィオ　RXR　エンジンチェックランプ点灯で入庫です。
症状を確認したところアイドリング不調（ハンチング）も見られます。
ダイアグでコードを呼び出したところO2センサー断線とノッキング感知とでましたので、O2センサーを確認します。

O2センサーを取り外してみたところ希薄状態（リーン）状態なのが確認できました。
センサー自体真っ白に焼けていましたのセンサー寿命と判断、O2センサー断線により燃料補正が働きハンチングを起こしたものと思われます。
センサーが真っ白に焼けるほど燃料希薄状態での運転ですのでノッキングを感知したものとも判断できます。

幸いにもO2センサーノックセンサーとも新品がありましたので交換しECUをリセットし
再始動したところ、冷間～温間とも異状なく正常にアイドル補正ができているのを確認できましたのでチェックランプ点灯修理は完了です。

次に希薄状態が続いた原因を調べるために試運転したところ、ブレーキの違和感が確認できましたのでブレーキブースターのバキュームホースを点検したところホースの亀裂がありましたので亀裂を広げるために突いてみたところ急激にアイドリングが変化したためホースの亀裂から空気を吸い込んでしまい異常燃焼を感知したノックセンサーが反応したものと判断しバキュームホース作成し取り付けたところアイドリングも安定しブレーキの違和感もなくなりましたのでエンジン不調の修理も完了いたしました。

続けてオイルキャッチタンクの取り付けです。
アイドル不調の原因を探るためエアクリーナーボックスを開けてみたところボックス内部が水浸しになっていました。

通常ブローバイガスの取り出し口付近にはPCVバルブやオイルセパレーターがついてるのですがPCVバルブがありません。

バルブカバーからダイレクトにエアクリーナーボックスにブローバイホースがつながり距離も極端に短いため大量のガスと水蒸気がエアクリーナーボックスに流れ込んだようです。

ガスそのものがボックスに流れ込むのは問題ないのですが、オイルや水蒸気が流れ込んでしまうと後々厄介なトラブルを併発させるためブローバイホースの取り回しを変えてオイルキャッチタンクを介してエアクリーナーボックスに帰るように設置し作業完了いたしました。

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