ＪＢ７４Ｗ　ジムニーシエラ　リフトアップキット取付け｜車検・点検・修理のグーネットピット

本日はジムニーシエラのリフトアップを行いました

この新型になってから初めてでしたので楽しみにしていた作業です

ノーマル状態でもシエラは厳つくてカッコイイですね、細かなパーツの変更でオーナーさんが大事にしているのが良くわかります

今回取付けしたのはC.L.LINK製の２インチUPキットです

内容はサスペンション・ショックアブソーバ・前後ラテラルロッド・スタビライザー延長ブロック・ブレーキホースセット・クロスメンバーダウンキット・キャスター角調整用ブッシュ・ヘッドライトレベライザー延長ステー他、細かなパーツも入れればまだあります

ジムニーの専門店がキット販売されてる物なので必要な物がすべて揃っており安心感がありますね

まずはフロント側から

ショックアブソーバを外せば簡単にサスは抜けますが、ブレーキホースやABS配線等が伸び切らいないように逃がして行う必要があります

純正と比較

ショック・サスとも全然長さが違いますね、しかもサスペンションは前後はもちろん左右も取付け位置が決まっていますので取付け時は注意です

同時にリーディングアームのブッシュの打ち換え・スタビライザーの延長ブロック・クロスメンバーダウンキットも組んでいきます

ブレーキホース・ABS配線固定カラー取付け・ハブロックエアーホース交換とフロント周りだけでも時間掛かりますね

前後のラテラルロッドも交換

ブッシュ類には全てシリコングリースを塗布して組みます、これは動きを良くするのとブッシュ自体の寿命が格段に長くなりますので大事な作業です

リヤ側も同様に交換していきます

ショック・サス・ブレーキホース・ヘッドライトレベライザー延長ステーを交換、やはり配線やホース類の伸び切りに注意しての作業です

ブレーキのエア抜き作業を行いリフトアップパーツの取付けは完了

ここから各部の調整作業になります

少し走行して足回りパーツのをなじませた後、前後ラテラルロッドを調整しホーシングの片寄りを修正、各部の取付けボルトナット類をすべて締め上げします

１Ｇ締め付けはローダウン車より圧倒的にやりやすいです（笑）

あとリフトアップによるハンドルセンターのズレをステアリングロッドとタイロッドを調整しトーインと合わせて修正

何度も試走を繰り返しての作業なので時間の掛かる作業ですが納得のいく調整が出来たと思います

ヘッドライトの光軸調整をして完成・・・ってならないんです（笑）

２インチ以上のリフトアップですと法規的に問題が出てきます

４センチ以上の車高の変化は車検証の記載変更が必要で、２インチですと５センチを超えますので車検時に追加作業で行う必要があります

あと死角の問題です、車高が上がるとどうしても車体付近の死角が大きくなってしまい、特に法令で左前と前方の死角は細かく決められてクリアーできなければ車検時に不合格になってしまいます

現行ジムニーの場合ドアミラーのアンダーミラーで左前の視界は確保できますので、前方視界を確保するためカメラを取付けました

バンパーに直付けでカメラを取り付け室内に配線を引き込むのですが、配線を目いっぱい室内に引き込むとバンパー脱着が困難になるためエンジンルーム内で余裕を持たせるのが大事です

案外バンパー脱着して作業ってあるんですよね

専用のモニターを取付け接続

このカメラは優れもので切替ボタンで前方・左右・直下と写せてほぼ死角なしに出来ます

これなら車検時に何の問題もありませんね！

これでようやく完成

更に更にカッコよくなりました、何度も試乗してましたがリフトＵＰ特有のふらつきも最小限って感じで乗り心地も良く仕上がりました

オーナーさんも喜んでくれるでしょう！！

車検時の記載変更等もぜひお任せくださいね～

ありがとうございました