ハリアー　車高調取り付け｜車検・点検・修理のグーネットピット

６０　ハリアーへ車高調の取付けを行いました

ノーマルの状態です
車高はノーマルですが２２インチのホイールがよく似合ってカッコイイと思います

今回取り付けた車高調のKITはBLITZのDAMPER ZZ-R Spec DSC PLUS
このキットはアブソーバの減衰力を室内でコントロールし、車速や加減速、横Gなども感知して適切な乗り心地をフルオートで調整してくれる優れものらしいです
もちろんこの存在は知ってましたし、興味もあったのですがなんせ高額・・・
初めて取付けさせていただきました
取り付けもかなりの時間を要すると思いますので気合を入れて取り掛かります

まずはフロント側から
車高調自体は通常作業でサクっと取付けです
最近問合せが多い１G締め付けもこの時点で行います
当社は設備的にタイヤを接地しての作業が難しいので、リフトに車両が上がっている状態で荷重し各部開放と締め付けを行います

さて問題はここから・・・

減衰力調整ダイヤルを取り外し、代わりにモーターを取付けます
そしてモータの電源＆コントロールハーネスを室内に引き入れるのですが、ハーネスの長さに余裕が無いため左右でまとめてができずそれぞれで引き込みました

運転席、助手席ともフロアーのグロメットから通します
結束バンドで配線処理した後、雨水対策でシリコン材で埋めておきます

続いてリヤ側です
まず車高調取付け難しい事はありません
こちらもアブソーバ減衰ダイヤルにモーターを付けるのですが、直接取付けできないため延長ワイヤーを取り付けてモーターと接続します
モーター自体も付属のステーと固定金具で取り付け
この辺りがややこしく初めて行う作業は時間が掛かります・・・

左側のモーターです

リヤのハーネスは長さの余裕がありそうなので左後部の車両ハーネスに沿わせて引き入れ、配線処理してシリコンで防水しました
あとは各ハーネスをコンソール奥に設置した本体ユニットまで配線していきます

コントールユニットはシフトパネル下部へ設置しました
本体ユニットへ各モーターからのコントロールハーネス、バッテリー線、ACC電源、GND、車速線を接続
この時点で電源を入れ作動確認をしました
最初に電源を入れたときは自動的にモーターと減衰ダイヤルの初期化設定モードになりモーター作動音が確認できます
４か所すべてのモーターが動いているのを確認できたので、配線類を仕舞い込みバラした内装を復元して取付け完了
この時点で１０時間ほど掛かってしまいました

試乗して異音などが無いか確認後、ヘッドライトレベライザーの初期化を行います
ついでに車両全部ユニットのエラー診断もサービスで(笑)
大丈夫なようですね！

もちろんレベライザーの初期化だけではなく実際に光軸調整も行い、アライメント調整でトーイン±０として完成です

F6センチ、R５.５センチＤＯＷＮです
いやいやカッコよく仕上がりました！
これはオーナーさんも喜んでくれるでしょう

最高な乗り心地で快適なドライブしてくださいね
ありがとうございました