Fordロードスター　トノカバー製作｜車検・点検・修理のグーネットピット

当社では車の内外装、特にシートや幌など「縫製」を伴う箇所製作・修理など行っております。
今回ご紹介するのは、1932年Fordロードスターのカバー製作です。
元々はアメリカで作られたものが付いていましたが、帆布だったので防水性はありませんでした。後部座席部分の雨除けや、荷物の保護などの観点でビニールレザーでの再製作を行うことになりました。

大きな面がある布物の製作は高度なテクニックが必要です。生地の伸びチジミや縫い合わせた時の位置の相違など、大きくなればなるほど難しさが増してきます。
トノカバーの様に大きな面で、風の影響を強く受け、外装としての強度も持たせるとなると、ただ単純に形通り作ればよいというわけにはいきません。

後部座席のあるタイプで、そちらはあまり使わないので不意の雨でも損害が最小限になるようにとのことからトノカバーを制作して取り付けました。
ヴィンテージ調のビニールレザーを使いボディ全体のイメージともマッチしています。
ボタン留のカバーはテンションを掛ける具合が難しいのですが、何度か調整を行い実現しました。

自動車の内装製作・張り替え・改造など、車内でお困りの事があればご相談ください。

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