ミライース・リコール作業・ステアリングホイールナット点検・パワーウィンドウのリセット｜車検・点検・修理のグーネットピット

皆様　初めまして。　信和自動車です。

今回の作業は　ダイハツ　ミライース　のリコール作業です。

リコールとは、設計、製造上において製品に欠陥があることが判明した場合、無償で修理、交換、回収等を行うことを言います。
自動車においては、ブレーキ関連やエアバック、ステアリング等、走行においてかなり重要な箇所のリコールが多いです。

是非お近くの自動車屋さんやディーラーで対応してもらことをお勧めします。

今回のリコールの内容は『ステアリングホイールナット』です。
ハンドルの真ん中についているこのナットがきちんと締まっていて適切な位置にあるかの点検整備作業です。

ハンドルのエアバックの配線を外す可能性が高いのでバッテリーマイナス端子を外してからの作業となります。

外す前に、ナビの暗証番号のロックがされていないか、またアイドリングストップ車でしたらスターター作動回数等がリセットになる可能性もあるので、マイナスを外す前に確認及び履歴を保存しておきます。

では、マイナス端子を外して９０秒後から作業を開始いたします。
なぜすぐに作業したらダメなの？と思われる方がいるかもしれませんが、自動車にはマイナス端子を外しても動作を止めない部品があります。
例えば事故時にバッテリーが遮断された場合も安全の為に機能する部品があるからなのです。
ミライースは９０秒でしたが、車種により３分とされている物もあるのでＤＩＹで作業される方は注意してください。

本題に戻りますが、爪を三箇所押してエアバック部分を外すとすぐに目的地に到達いたします。

今回作業した車輌は、ﾈｼﾞ部からナットが突き出ているので、危険な状態ではないので、トルクレンチを使い34.3Ｎ・mで増し締めします。

作業後はもとの状態に戻していきます。バッテリーもつなぎ、時計のずれの有無や、スターター作動回数の書き込み等点検していきます。
ハンドルを触ったので、ホーンが鳴るかの確認も忘れずにしておきます。

作業後はリコール作業をしたステッカーと車台番号の横に黄色の印をしておきます。

今回の車輌では、パワーウィンドウのＡＵＴＯ機能がリセットになりましたので、再セットアップを行いました。
○パワーウィンドウ再セットアップ方法
１．運転席ドアガラスを全閉にする
２．運転席ドアガラスをＵＰ作動させ、全閉停止後も２秒以上ＵＰ方向のスイッチを保持し続ける

上記の方法でＡＵＴＯ機能も復活いたしました。
記録簿とメンテナンスノートへの記載もしてリコール作業終了となります。

ご用命いただき、ありがとうございました。
お車のことでしたら、どんなことでも気軽にご相談下さい。

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