ホンダ　ライフ　ブレーキ　音鳴り　ブレーキパット交換｜車検・点検・修理のグーネットピット

おはようございます。信和自動車です。

本日のご依頼は、「雨の時、ブレーキを踏むとキーっと音が鳴るので見てほしい」とのことでした。

早速リフトアップしてブレーキを点検していきます。

お客様に状況をヒアリングしたところ、「後ろから鳴っているように思う」とのことでしたが、リアのブレーキに異常はなく、点検、清掃、組付けを行い、前のブレーキも点検していきます。

原因はフロントのブレーキパットの残量が減ってきて、残量が少なくなってきたのを知らせる金属がブレーキローターに触れたことが一番の原因だと考えられます。

新品のブレーキパットを手配し、交換作業へととりかかります。
まずはブレーキフルードを少し抜いておきます。

ブレーキフルードを抜く理由は、新品のブレーキパットを交換する際、シリンダーを工具を使い適正位置まで押し戻します。

その時、ブレーキフルードを抜いていないと逆流してあふれてしまうことがあります。

又、ブレーキフルードは塗装を侵してしまいますので、DIY等でブレーキフルードを補充される際に、こぼされたときはすぐに水で洗い流してください。ブレーキフルードは水溶性ですので、水で洗い流すことが出来ます。

ただし、ブレーキの分解整備作業は、必ずプロショップで行ってください。

新品と比較するとパット残量の差は歴然ですね。

新品を装着する際当社では、パットの角をすべて軽く取るようにしています。

音鳴りを防ぐため、角を取り、グリスを塗って組付けていきます。組付け後は、ブレーキフルードの量の確認、エアが噛んでいないかの点検をします。

作業が終われば、実際に試運転をして、異常がないか再度確認をしてからお客様に納車となります。

音の異常や、お客様が感じる違和感に対して、良くヒアリングすることが大切だと考えています。今回はリアと思われていたものが、フロントからでしたが、小さな音の場合、音の特定は非常に難しいものです。

一つでも多くの情報が原因の追究につながります。

大切にお客様の言葉に耳を傾け、作業にあたり、お客様の不安を取り去り、安全をお届けできればと思います。

今回もご依頼ありがとうございました。

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