旧車の整備　その４ トヨタ・マークⅡ　ヒーター修理｜車検・点検・修理のグーネットピット

２５年ほど前のトヨタ・マークⅡがヒーターの不調で入庫しました。
温風の温度があまり上がらないようです。
お客様への問診の内容から推察すると、エアコンユニットの温度調節の作動が良くないようです。
この車両は、オートエアコンが装備されています。
吹き出しの切り替えや温度調節は電動モーターのアクチュエータで行っています。

とりあえず、内装トリムを取り外してA/Cユニットを覗けるようにしてアクチュエータの作動を確認します。
吹き出し切り替えの作動は問題ないようです。
次に、温度調節の作動確認です。
問題のアクチュエータはグローブボックスを取り外した奥のA/Cユニット上部に付いています。

点検してみると、アクチュエータは作動しているものの動きが重たいようです。
さらに作業を進めると、ヒーターバルブを開閉するケーブルが固着していました。
これが原因で、温度調節のエアミックスの作動もうまくいかないようです。(-_-;)

早速パーツを手配し、ケーブルを交換しました。
交換後に各部の作動を確認して温風が出るのを確認しました。
ホコリがたまっていた各部を清掃して、取り外したパーツ類を復元して完了です。

• ヒーター
• エアコン
• トヨタ
• 整備
• 修理
• 交換