MINI 　オーバーヒート修理｜車検・点検・修理のグーネットピット

エンジンオーバーヒートにて、レッカー搬入入庫した車両

BMW MINI

状況確認と故障原因を、探します

エンジンを始動してみて　かなりの異音がしているので　お客様に色々と問診させて頂きました

中古車購入時より、このような音がしていたとの事・・・

エンジン自体の内部損傷が酷い状態です

エンジンを取外し、分解して不具合部品交換してオーバーホールするより　程度の良い中古エンジンに交換するのを予算等によりお客様が選択

早速、中古エンジンの捜索に…

まずは、エアコンガスをスナップオンPS134pro にて回収します(パイプを外して大気開放は環境破壊なので)

なんと、65g しかエアコンガスが回収できませんでした(エアコン　まともに作動していたのかな?)

ボンネットを開けてみると　意外にエンジンが綺麗でしたけど　リフトアップして下部を見てみると・・・　やっぱりって感じでした

かなりのエンジンオイル漏れが、見受けられました

オーバーヒートの原因は、サーモハウジングからの冷却水漏れ

しかも、冷却水の漏れを抑制するために漏れ防止剤が大量に注入されていてヒーターパイプ内が詰まり気味

そもそも、漏れ修理をせずに漏れ止め剤を大量に入れるなんて　有り得ません

エキゾーストマニホールドを取り外して、更にひどくなっている個所を発見

エキゾーストポート内に、スラッジが固着してました

エンジンオイルも、3000kmでオイルランプ点灯したのも　納得ですね

車両より、エンジンとATミッションを取外し　事前に各部チェックして色々と交換(サーモハウジング等)したエンジンを転換させていきます

ウォーター関連のパイプ内を綺麗に洗浄しました

オーバーヒートにより、ATオイルも性能ダウンさせてしまっているので交換です

ATオイルを回収し、ATオイルパンを取外しATオイルストレーナーを新品交換

エンジンとATミッションを車両と接合させ、エンジンオイル　オイルエレメント交換し冷却水を入れエア抜きし　エアコンガスを規定量充填させ各部チェックをして完成です

中古車購入後7か月で、このような事態になるなんて・・・

後日、エンジンオイル交換で　ご来店頂いた時に　非常に快適に静かに走りますって　喜びのお言葉を頂きました

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