マツダ　デミオ　エンジン始動不良　エンジンチェック点灯　エアコン効かず　P0117 ｜車検・点検・修理のグーネットピット

マツダ　デミオにお乗りのお客様から、エンジンがかからないとのご相談がありました。
駆けつけて見させていただいたところ、セルモーターは回るが、始動しない様子。
何度目かのクランキングでエンジン始動は出来ましたが始動後もアイドリングが落ち着きません。エンジンチェックランプも点灯しており、先ほど出かけた折にもついていて、エアコンも効かなくなったとの事でした。
早速、診断機をつないでみたところ、サービスコードP0117エンジン水温センサ系統の異常を検出しました。
メーター内水温系はハイを振り切っていて、ECUはオーバーヒートを検知し、エンジンフェイルセーフ状態になっております。

データモニターにてエンジン冷却水温を確認したところ、水温センサの数値がガタガタです。

水温センサのカプラーを点検する為エアークリーナーケース等を外して、センサー回りを点検したところ、冷却水の漏れた跡があり、水温センサーのカプラーも冷却水で侵されて、カプラー部分でちぎれてしまいました。

冷却パイプに栓をしているゴムキャップに亀裂があり、その下にある水温センサーを侵していたようです。

ゴムキャップと水温センサ―を交換して、エラーコードを消去し、修理完了。
最終チェックで、データモニターにて確認したところ水温の制御は出来ており、エアコンも効くようになりました。

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