- サスペンション・足回り修理・整備
2020年07月02日 16:04いすゞ エルフ NKR69CAE パワステ修理
今回はいすゞ エルフの修理です。
全体的にオイル漏れが発生しており、内部トラブルによりオイルの吹上、鉄粉の発生と重症です。
近くなのでオイルを足しながら何とか持ち帰りました。
構成はややこしくありませんが、状況が状況なのでポンプ、ギヤ・ボックスの交換になります。
勿論交換と言ってもコストと時間を考えてリビルト品を使います。
こちらはポンプ。
ポンプは一部ボルトがかなり外しにくいですが・・・
工具があればアプローチも難しくありませんw
こちらギヤ・ボックス。
中々に重いので注意深く作業をします。
ピット・マン・アームは外れた状態でしたので、こちらで取り付けます。
ギヤ・ボックスを取り付ける際に一番気を付けなければならないのが、ギヤ・ボックスのセンター位置をしっかり出しておいてハンドルを真っ直ぐの位置で取り付けることです。
ハンドルが回転していたりすると・・・
エア・バック付きなら配線が切れます。
ギヤ・ボックスのセンター位置がズレていると、左右の切れ角が変わったりします。
なので印を付けて、ハンドルを紐で固定したりして取り付けます。
写真は取り付けた後なんで位置は変わってますよw
ドラック・リンクのブーツも割れていたので、ついでに交換しておきます。
タンク周りも漏れていたので交換です。
因みに鉄粉が出ていたので組み付け作業前にラインを清掃しておきました。
そうしないと折角組んだのに再トラブルの原因になりますので。
さて、組み付け終わったらオイルを入れてエア抜きをします。
全ての作業が終わったら確認作業です。
しばらくアイドリングで置いておきましたが吹き上がってきません、走っても問題ありませんでしたのでオイルのかかっていた場所を掃除して終了です。