- 電装系修理
- トヨタ ヴィッツ
- 作業時間:1時間
2021年02月28日 22:27トヨタ ヴィッツ エンジンチェックランプ点滅 アイドリング不調
トヨタヴィッツ エンジンチェックランプ点灯 アイドリング不調で電話連絡あり。
現場まで引き取りにお伺いして、代車をお貸しして車両を引き上げてきました。
OBDに診断機を繋げて確認すると1気筒がミスファイア(失火)していると診断されました。
大まかに言うと失火というのはエンジンは4つのチカラから成り立っていますが、その一つのチカラが出なくて3つのチカラだけで自動車を走らせている状態です。いつものチカラが出なくて当然ですね。
ひとまず怪しいのは電気を通しているイグニッションコイルとエンジン内で火花を飛ばすスパークプラグ。
イグニッションコイルの方が部品は高く、スパークプラグは安価です。
まず原因と思われるふたつのどちらかか。
それとも両方に原因があるのかを検証していきます。
まず1気筒目のイグニッションコイルを外します。
2気筒目のイグニッションコイルも取り外し、同型であることを確認して入れ替え、エンジンを始動します。
現状は変わりませんでした。
ということはイグニッションコイルは正常。
スパークプラグに問題がありそうです。
スパークプラグを取り外すと電極がない。
当社にあった同車種からスパークプラグを取り外し並べてみると上の写真のように違いがお分かりでしょうか?
念の為当社のスパークプラグを取り付けエンジンを始動するとエンジンは軽やかに吹き上がるようになりました。
他の3本も外してみると同じように減ってしまっている。
お客様にお見積もりをお伝えし、新品に交換することによりエンジンの調子が回復して無事納車となりました。
対象車両情報
初年度登録年月 | 平成24年 | メーカー・ブランド | トヨタ |
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車種 | ヴィッツ | 型式 | DBA-KSP130 |