Ｖ６０　吸排気系修理・整備 O2センサー不具合・交換｜車検・点検・修理のグーネットピット

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今回はボルボV60のお客様、O2センサーの不具合でご来店されました。


O2センサーは、車の排気中にある酸素量を測定するために使われるセンサーです。

エンジンはガソリンと空気を混合させて爆発させることで動力を生み出す内燃機関であり、O2センサーはこの過程で酸素濃度を検知して燃調を制御します。
具体的には、排気ガス中の酸素濃度を測定し、理論空燃比（空気14.7：ガソリン1）に基づいて燃料が濃いか薄いかを判断します。

劣化したO2センサーは燃費の悪化やエンジン警告灯の点灯などの問題を引き起こす可能性があります。

以下はO2センサーの故障の主な症状と原因です。

エンジン警告灯 (エンジンチェックランプ) の点灯
O2センサーに故障が見られると、エンジン警告灯が点灯します。これはO2センサーが燃焼情報を送信する信号が途絶えたためです。


アイドリング不安定 / 走行性能低下 / 燃費性能低下
故障したO2センサーは適切な燃料調整を行わず、アイドリング不安定やエンジン振動、走行性能低下、燃費低下を引き起こします。

排気ガスの異臭・スス / 一酸化炭素 (CO) 排出の過多
故障したO2センサーにより、排気ガスから異臭やススが排出されることがあります。

触媒の劣化・損傷
空燃比の狂いによる濃い燃料は触媒の劣化や損傷を引き起こし、高額な修理費用がかかります。

ヒーター回路のトラブル
O2センサーは低温時でも作動するように設計されていますが、ヒーター回路の故障がある場合もあります。


放置すると触媒の劣化や一酸化炭素排出の増加などの影響が出るため、故障したO2センサーは早めに交換することをおすすめします。

完全に故障してしまう前に点検で早期発見できます。

当店ではユーザー様でなく新規のお客様、お久しぶりのお客様でも随時点検お受けしておりますので、いつでもお問い合わせご来店お待ちしております。


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