ダイハツ ミライース バッテリー 充電 仙台市 宮城野区 アイドリングストップ IS バッテリー上がり エンジンかからない｜車検・点検・修理のグーネットピット

今回の作業はエンジンがかからないとの電話をいただきお客様宅へ出張整備です。


まずは問診。
・バッテリーは1年ほど前に交換済み
・ルームランプ等の消し忘れはなし
・昨日までは普通に運転できていた
とのこと。


そして現状確認。
セルは回るものの弱々しく、セルが回っている間のメーターの照明は今にも消えそうな明るさ。
バッテリー電圧は11.2V。

次にジャンプスターターを接続しエンジンスタート！

キュキュキュキュキュキュキュキュキュキュブルルン！

(しかし、このジャンプスターターってものすごく便利です！)



バッテリーですね！

というわけで、古いバッテリーではなかったので充電で復活するであろうと判断しバッテリーのみを外して持ち帰り充電することに。

↑店へ戻り電圧を測ると12.1V

少しアイドリングしていただけで0.9V回復したので充電でイケる！と密かに確信しました。


お客様にはバッテリーを充電しても復活しない場合もあり、その判断も充電してみないとわからないので1番確実なのは新品交換することですと伝えています。

その結果、今回は充電をするという決断をしていただきましたので復活の兆しが見えるとホッとしますね。

↑続いて比重の点検。

なかなか低いですね。


スポイトでバッテリー液を吸い出すと中の浮き玉が浮いてきて、水面が黄色い部分まで浮き玉が浮かぶと正常、赤までだと要充電という判断になります。

数値でいうと満充電状態で1.28。
現状は1番低い右端が赤と白の間で1.15。

↑充電開始。

なかなか年季の入ったバッテリー充電器ですね 笑


バッテリーの弱り具合にもよりますが充電完了まで数時間はかかります。

↑バッテリー液がシュワシュワしてきます。


鼻を刺すような刺激臭(中身は硫酸系のヤバいヤツ)がしますので通気性の良い場所で充電しています。

↑数時間後、充電完了。

充電直後は熱を持っていたり気泡がまだ残っているのでしばらくそのまま放置。


そして電圧測定結果は12.8V！

バッテリーって満充電状態で12.6Vじゃないの？という疑問は置いておいて、電圧は復活しました。

↑しかし比重は上り切りませんでした。

数値的には平均1.20。


…


納得いきませんね。。


新品バッテリーが1年2年で…

確かにお客様は通勤では使わないので使用頻度や走行距離が少ないのですが、前日まで走ってた車のバッテリーを充電してもこの状態とは…



個人的にはアイドリングストップ車用のバッテリーは充電が短い気がします！

バッテリーが酷使されるのはわかりますが。

イモビライザーやらスマートキーやら電子制御etc..電気使い過ぎじゃないですかね？


みんながみんな毎日高速道路を走ってバッテリーの充電状況が良好とも限りませんし。


もう少しサンデードライバーのことも考えてもらいたいものです！



というわけで、翌日再びお客様宅へバッテリーを取り付けに伺いしっかり説明をして任務完了しました。


バッテリーの点検、交換、充電も出来ますし、バッテリー上がりやパンク等での出張整備も行なっております。
車でお困りの際は気軽にご相談下さい。