ニッサン モコ エンジン チェックランプ 点灯 オイル消費 圧縮 圧力 点検 仙台市 宮城野区 警告灯 コンプレッション K6A MRワゴン｜車検・点検・修理のグーネットピット

今回はエンジンチェックランプ点灯による点検


連絡を受けた段階で軽く問診をし、走行に支障がないものと判断し自走にてご来店いただき点検しました。

定番のO2センサーかな？

↑AFセンサー系統でした。

惜しかったです。


走行やアイドリング、空吹かしをして状態を確認し、エラーコードとフリーズフレームデータを保存してからリセット。
その後軽く走らせたりアイドリングで再点灯。


一時的に拾ったエラーではなく故障、不具合によるものですね。


しかしこの日は12/28で年内最終日。
部品は年明けにしか頼めませんが年末年始の帰省で車は使いたいとのことで、詳しく状況やAFセンサーの働き等を説明させていただきました。


その中の話からオイル消費が酷いようで5,000kmを待たずしてオイルランプが点灯するので3,000km毎に補充をしているとか。


K6Aエンジンはオイル消費が有名なエンジンですよね。。


外部への漏れは無さそうなので圧縮圧力の点検してみることに。

↑1番気筒

↑2番気筒

↑3番気筒…囧rz

圧縮圧力値と1.0kg/cm2以上の気筒間差がアウトです。。


この後プラグホールより数滴オイルを垂らし圧縮圧力点検したところ大幅に圧力値が上がりました。

ピストンリング摩耗による圧縮抜け(オイル上がり)確定ですね。。


根本的な改善にはピストンリング交換かエンジン載せ替えしかありませんが、オイルの漏れ止め剤やオイルの粘度を高めるといったオイル消費を遅らせる応急的な方法もお伝えしました。

とにかくオイルをきらせてしまっては即エンジンブローの走行不能状態になるので注意が必要ですね。


乗り換えるまではうまく付き合っていかなければ！


エンジンルーム点検はもちろんエンジンの状態がわかるコンプレッションゲージを使った圧縮点検も行なっております。
相談だけでも気軽にどうぞ。