トルコン太郎によるATF交換&ATストレーナ交換【タント L375S 147000㎞】｜車検・点検・修理のグーネットピット

お久しぶりですのUPになります。

今回ご紹介する作業はL375SタントカスタムのATF交換&ストレーナ交換です！

以前、エンジンを載せ替えた際にATFも替えているそうです。

以前もこちらのオーナーさんからは２台ほど同様の作業のご依頼をいただいております。

まずはレベルゲージでATFの状態を確認します。
これを見た感じだと、そんなに汚れていないかな？
と思いますね。

お次はリフトアップしてATオイルパンよりATFを抜き取ります。

いくらか赤みがまだ残っている状態ですね。

といいつつも、写真はカメラのストロボの光が当たっているので、肉眼でみるとほぼ黒に見える状態です。

お次は、ATオイルパンを取り外します。
底に溜まっているATF。やはり黒いですね。

そして、ATストレーナーを取り外します。
アルミのシルバーの部品がバルブボディ。
バルブボディへの汚れの付着はそんなにないように見えます。
その下についている黒い部品。
これがATストレーナーです。

せっかくなので新品との比較写真を。

左が取り外したもの。
右が新品です。

本当は黒い部品なんかじゃないんです。このクルマのATストレーナは。

下の写真が今回交換する部品です。

新旧並べてあります。
ATストレーナ、オイルパンガスケット、Oリングの３点セットです。

車種によってはオイルパンガスケットは液体ガスケットを使用する車両もあります。

上の写真の部品を組む前に、オイルパンのお掃除です。

このタントの場合、オイルパン自体にはそんなにスラッジは溜まっていないようですね(#^.^#)

オイルパンの中には鉄粉吸着の為のマグネットが張り付けてあります。
こちらも綺麗に掃除します。
マグネットには結構な量の鉄粉が付着していて

いい仕事してるね(￣ー￣)ﾆﾔﾘ

となります。
真っ白だったウェスが真っ黒です。

おおまかにウェスで鉄粉をふき取って→洗浄→エアブロー

この作業を数回繰り返します。

はい。
きれいになりました。

そうしたら、新品のATストレーナに新品のOリングをつけて
バルブボディに組付けます。

オイルパンにも新品のガスケットをあわせて

はい。組付けです。
ネジがいっぱいです。

これで、トルコン太郎での作業をする前の作業は完了です。

トルコン太郎での作業に入ります。
クーラーラインに割り込ませるためのホースを接続して準備完了です。

最初に抜けたATF+αの量の新油をまずは注入ラヴ注入です。

ここから本命の作業。

トルコン太郎による圧送循環・クリーニングです。

クリーニングモードです。
ATとトルコン太郎の間でATFを循環させてトルコン太郎のフィルターを通して細かいスラッジを取り除きます。

２回目の圧送循環。
２回目ともなると随分と綺麗になりますね。

クリーニングモード２回目。
もうこれでいいでしょう。
トルコン太郎の接続を外して暖機後試運転。
最終の油量の調整を行って作業完了です。

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