ラックエンド交換･ドライブシャフト交換【ホンダレジェンド KA7】｜車検・点検・修理のグーネットピット

オーナー様に溺愛されているホンダのレジェンド。
なんと走行４４万キロです。

以前トルコン太郎の施工やらいろいろと作業させていただいたレジェンド。
こんなに走ったらもうほんとにレジェンド。
大型トラックでもなく、頑丈なディーゼルエンジンでもなく。
いわゆる普通のV6 3.2リッターエンジン搭載のレジェンドです。

今回は走行中、細かい段差でコトコト音がするとの事。

オーナーさんと同乗させていただき、音の確認を。

確かにします。
よく気づきましたね？というレベルの音です。
でも、音の感じがアーム、ブッシュ類の劣化によるものではなさそう。

リフトアップしてアーム類の各部のガタをチェックするも
これといって原因となりそうなところは見当たらず。。。

ラックエンドにいささかガタが出ているレベル。

はてなマークをいっぱい出しながらドライブシャフトを確認。
右をゆすって？？？
左をゆすると・・・。

これだ。
この音だ。

音のもとはアウトボード側ドライブシャフトブーツの中のユニバーサルジョイントにガタが。

今までもブーツが切れてしまう前にブーツの交換は行っているとの事で、ブーツは傷んでもおらず、埃等の侵入によるものではなく。

さすがに44万キロもはしると健全な状態でも摩耗するようで。。。

リビルト品を用意させていただき交換対応させていただきました。

箱に入っているものがリビルト品です。

コチラがガタの発生しているラックエンド。
いわゆる「タイロッド」といわれるものですね。

ラックエンドブーツを取り外して
ラックエンドを外すとこんな感じ。

明らかに錆色しちゃってますね。

コチラもブーツに痛みがあったわけではないのですが、経年によるものなのでしょう。
グリスの防錆効果が無くなり、錆が発生し、ボールジョイントを削ってしまいガタが発生したった。
そんな流れでしょう。

純正新品を装着です。

純正品と言えど26年以上の時間を経ているクルマの為、長期在庫品だったようで、塗布されていたグリスが怪しかったので、
綺麗にしてから新たなグリスを塗布して装着です。


各部品を交換後試運転をさせていただき、
異音の発生がなきことを確認してお客様に引き渡しました。
引き渡し後も同乗させていただき音の発生のないことを確認させていただきました。

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