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レクサス　ＵＳＦ４０　ＬＳ４６０の修理を行いました。


フロントの足回りからの異音で点検するとロアアームのブッシュが
千切れていました。

うちでは初めての作業になりますが、どうやら定番の故障みたいですね（笑）

で、純正はブッシュのみの部品設定が無くロアアームＡＳＳＹでの交換になりますが、
オーナーさんがネットにブッシュだけ売ってるからそれを使って打ち替えして欲しいと
部品を持ち込みされました。




まずはロアアームを車体から外しますが、本来の整備手順だとナックル（ハブ）やら
ゴッソリ外すような指示になっています。

手順通りに作業するのは非常に手間が掛かるのでロアアームのみ外したいところですが
ロアアームとナックルの接続部分のボールジョイントのテーパーがかなりキツく
噛み込んでいて、その部分を外すのに他のお店さんの作業実績等を見ても
皆さん苦労されているみたいです(>_<)

ロアアームのみでの脱着を試みてダメそうならナックルも外す覚悟で作業を開始！！

今までの経験と工具を駆使しチャレンジしましたが・・・・・
見事ロアアームのみ取り外す事に成功！！(^o^)

取り外すと完全にブッシュは千切れていました。

プレスを使って古いブッシュを打ち抜きます。

打ち抜いたブッシュと新品のブッシュを並べてみました。

新品も真ん中にブッシュがある訳じゃ無くオフセットしていますが、
元々が左右共に千切れていたので車体に対してどっちにオフセットしているのかが
分からないのでネットで画像を調べて向きを確認しました（笑）

向きを間違えない様にプレスで圧入。

車体に取り付けて作業完了です！！と言いたいところですが
２柱リフトで足回りがブランとした状態でネジを締めると
車体を降ろして静止状態（１Ｇ状態）にした時にブッシュに
負担が掛かり、また早めに千切れる可能性があるので仮組みした状態で
少し車を動かしてアライメントリフトに移動して本締めします（１Ｇ締め付け）。


これで本当に作業は完了です！！


純正品では無いブッシュの耐久性がどんなかですが
１Ｇ締め込みをしたので長持ちしてくれる事を祈るばかりです(^_^)

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