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スズキ　ＤＡ６４Ｖ　エブリィバンの作業を行いました。


業者様からの外注作業依頼でエンジンを載せ替えします。

走行中にマフラーから白煙がバンバンに出るという事で・・・・当社ではエンジンのオーバーホールも行っているので自社で修理する事は可能ですが、仕事で使われている車なので出来るだけ短期間で納車しないといけないらしく、今回はリビルトエンジンを取り寄せて載せ替えする事になりました。



アイドリングでもかなり白煙が出ています(>_<)

リビルトエンジンが届いたので早速作業開始です！！


電気配線・水回りのホース・燃料ホース・アクセルワイヤーを外してエアコンのコンプレッサーは配管を外さずに横に避けておきます。

台車の上にビールケースを置いてリフトを降ろし、メンバーのボルトとミッションマウントを外したら車体をリフトで上げるとエンジンとミッションだけが台車の上に残ります。

ここまでの作業は１時間ぐらいです！！

降ろすだけなら簡単なのですが、ここからエンジンとミッションを分離し・・・エンジンの周りに付いている部品を全て新しいエンジンに移植しないといけないのでこれが結構な手間と時間が掛かるんです(>_<)


まずはエンジンとミッションを分離します。

この時、トルクコンバーターの切り離しで気を付けないといけません。
分離時にエンジン側にトルコンが引っ掛かっているとトルコン内に残っているＡＴＦがドバッと漏れて大惨事になります（泣笑）

送られてきたリビルトエンジンと元々車体に乗っていたエンジンです。

補機類をリビルトエンジンに取り付けてミッションとドッキングする前です。

ミッションとドッキングしてからエンジンメンバーを取り付けて車体に戻し、配線・配管類を元通り取り付けて・・・エンジンオイル・クーラントを補充してエンジン始動！！

普段使っているエアー抜き用のジョウゴが周りの部品に当たって使えないのでペットボトルの口にＯリングを付けた自作ジョウゴを使用してクーラントのエアー抜きを行います。

電動ファンが数回回るまでしっかりエンジンを温めてエアー抜きが完了したら載せ替え作業中に各部に付着したクーラントをしっかり洗い流して作業完了です！！



この度は作業のご依頼誠にありがとうございましたm(__)m

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