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ルノー　ＤＺＦ４Ｒ　メガーヌ　ルノースポールの作業を行いました。



以前、当社でＨ＆Ｒのダウンサスを取付けさせて頂いた車両で、今回車高調に変更されるという事で作業のご依頼を頂きましたm(__)m


持込みされたのはラルグス製の車高調です。

養生をして作業を開始！！

ストラットアッパーは３本のボルトで止まっていますが、1本だけトップカウルに隠れているのでトップカウルを外す必要があります(>_<)

ストラットを外しますが、ナックルにズボッと刺さっているタイプでロアアームを押し下げますが刺さり代が大きくロアアームがメンバーに当たってこれ以上ロアアームが下がらんよ！！ってとこまでいっても抜けてきません(>_<)

しかも錆びててなかなか抜けなくて苦労しました(>_<)

車高調は純正ストラットより短いので組むのは楽でした！！

リアはトーションビームでショックアブソーバーが凄い角度で取り付けられています！！

で、ダウンサスの取付けをした時はショックアブソーバーの下側取り付け部を切り離せばＯＫだったのですが、車高調なのでリアショックも専用品に交換となるので取り外す必要がありますが、パッと見ボルトが見当たりません(>_<)


トランク内を確認すると有りました！！

という事は・・・・・外すのは良いですが、取付けの際は車体の下からショックアブソーバーの位置出しをしてトランク内のボルトを貫通させないといけないのですが、どうやって１人でその作業をするか・・・・・(>_<)

２人居れば一瞬の作業ですが、１人なので時間は掛かりましたが知恵を絞ってなんとか取付けしました！！！！

車高を調整し、開放していたブッシュの１Ｇ締めを行ってから４輪アライメント調整を。

ヘッドライトの光軸は・・・・測定した結果、基準値よりかなり上向きになっていました。

これは、元々ダウンサスが付いていた時はかなり前傾姿勢になっていた車体のバランスを水平近くにセッティングした為に光軸が上向きになったんだと思います。

上下左右共に基準値のど真ん中に調整して作業完了です！！




Before

After

ダウンサスの時はフェンダーアーチ高だけを見たら前後バランスが良い様に見えますが、実際の車高はとてもアンバランスでした。

パッと見でタイヤとフェンダーの隙間に目が行きがちなので、ダウンサスのダウン量設定がフロントの方がリアより落ちる設定になっているんだと思いますが、元々車体は水平よりフロントが少し下がっているのが通常なので、フロントのダウン量を大きくしてしまうと車体本体の姿勢はとても悪くなると思います。

フェンダーアーチの大きさは前後共にほぼ同じという車もありますが、どっちかというとフロントのアーチを大きく作っている車の方が多いと思います。
（ＳＵＶ等はリアのアーチが大きい車もあります）
これはハンドルを切ってタイヤが外に出た状態でバンプしてもタイヤとフェンダーが干渉しない様にする為だと思います。


なので、私はフェンダーとタイヤの隙間は二の次であくまで車体本体の前後バランスが重要だと考えているのでフェンダーアーチ高を気にされるお客様も多いですが、お任せされたらアーチ高で合わすのではなく、フレームを見て前後バランスを決める様にしています。

この度は作業のご依頼誠にありがとうございましたm(__)m

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