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スバル　BP5型レガシィツーリングワゴンのエンジンチェックランプ点灯修理を実施致しました！！

少し前からアイドリング回転が高いという症状が出ていたのですが、ついにチェックランプが点灯したとの事でご来店されました。

ちなみに来店時はチェックランプは消灯していました。
エンジンを掛け直したら消えたとのことです。

まずは診断機でDTCをチェック。

「アクセル開度センサ合理性」が入力されていました。

それでは簡単に解説を・・・

電子制御スロットルのクルマは、アクセルの踏み込み量をセンサで検知し、読み取った数値をECUで解析、スロットルバルブのモーターに送る、という流れでエンジンを制御しています。

アクセルにもスロットルバルブにも、どれだけ開いているかを検知するセンサがメインとサブの2つが用意されており、ECUが常に「整合性は取れているか？」を監視しています。

今回のDTCは、「アクセル側の2つのセンサの数値は辻褄が合っていない」という事を示しています。

そうなるとECUはどちらの数値が正しいのか判断がつなかくなり、チェックランプを点灯させ、フェイルセーフといって「なんとか最低限走れる」ように制御します。
この時、基本的にアクセルの踏み込み量には反応しません。


ということでセンサーの数値を確認すると、やはりメインとサブの数値に差が出ています。
配線をそれぞれチェックしても問題は無く、接触不良も無いようです。

となると、センサの故障という事になります。

部品を取り寄せ、交換します。

アクセル開度センサはアクセルペダルと一体になっていますので、ゴッソリ交換です。
と言っても簡単に外れますが。。。

もちろんSTIのペダルパッドもちゃんと移設します(^^)

最初の状態の写真を撮り忘れましたが、交換後は御覧の通り。
ちゃんとメインとサブの数値が一致しています。

スロットルの方は数値が違うじゃないか、というご指摘もありそうですが、これはこれで大丈夫なんです。


症状も直ったので、あとは記憶されているDTCをクリアし、アイドリング学習をして修理完了です(^^)

お待たせしてスミマセンでした。。。


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