JZX81 アーシングワンオフ作製｜車検・点検・修理のグーネットピット

今回はJZX81という古い車に、かつて流行ったアーシングケーブルをワンオフ作製したいと思います

約３０年前の車ですからねぇ
ボディやエンジンなどがヘタるように車体のあちこちにある配線たちも相当くたびれていることでしょう

配線の表皮剥くと、線の周りに緑青（ろくしょう）がびっしりついているなんて珍しくないんです

こんな感じであちこちにアース落としていますよね

これとかも

アースポイントのボディ自体に錆が多く発生していたり、アースを固定するボルトが錆だらけなんてなると、きちんとアースされなくて不調になったりします

なので、この様なアースケーブル（結構太い）のを使って、ボディにアースしている物を、バッテリーのマイナス端子に直接落とすようにします

今回は１０メートル用意したので、作製できる限りやっていこうと思います

この様な圧着ペンチを使用します

一応、はんだ付けしておきます

さっきの所や、ミッション、セルモーター、シリンダーヘッド、エンジンブロックなどあちこち繋いでいきます

ここはワイパーモーター付近ですね

何度も何度もリフトを上げたり下げたり、なんだかんだ言って２～３時間は時間掛かりました

本当は専用のブロックがあったのですが、今は廃盤で見つからないのでカラーとロングボルトで固定してみました

これによってセルが元気良く回ったり、ライトが明るくなったり、始動性や燃費が向上します

後日お客さんにどう変化したか聞くのが楽しみです