MINI　ミニクーパー（R53）車検整備（チェックランプ点灯）｜車検・点検・修理のグーネットピット

いつもグーピットよりお問い合わせ・ご入庫ありがとうございます。FKエンジニアリングです。

先日、グーピットよりご予約頂きましたお客様のミニ クーパーS（R53）の車検整備を実施いたしました。

今回は入庫時の走行距離が10万キロに近かったこと、チェックランプがいくつも点灯していること、お客様より調子の悪い箇所を伺っての作業でしたので作業前の診断（ロードテストや診断機を接続したコンピューター診断）等を入念に行ってからの作業となりました。

まずは10万キロも走っていれば仕方のないことかもしれませんが、エンジンオイル漏れが酷かったためお客様ご了承のもとカムカバーパッキンやプラグホールパッキンの交換を実施。

まだまだ元気にミニを乗り回したいとのことでしたので後々の大きなトラブルに繋がりかねないオイル漏れは放っておくことはできませんからね。

そして今回、チェックランプが点灯していた原因がこちらのABSセンサーです。

このABSセンサーはR50系（第1世代）のBMWミニではウィークポイントとでもいいましょうか。半ば定番と言ってもいいくらいに交換が必要となる部品の1つですね。

さらに点検中に電動ファンの動きがおかしいことに気がついたのでスキャンツール（コンピューター診断機）を接続して電動ファンの動きをよ～くチェックしてみることに。

すると予想通り電動ファンの低速側が全く動いていないという、これまたR50系のミニに多い定番のトラブルを発見。

こうなると当店の経験から何が悪いかは大方見当がつくので確認のために部品を分解していくことに。

するとこんな感じで予想通り見事に断線をしている部品を確認することができました。

新品の部品と並べてみましたが素人目にも状態の違いが分かるかと思います。

今回10万キロ近い走行距離ということもあってか、R50系のウィークポイント（弱点）とされている部品の交換が多くありました。

恐らく普通に車検整備をしているだけでは気がつかないようなトラブルもなんとか発見することができたので、きっとオーナーさんと一緒にまだまだ元気に走り回ってくれることでしょう！

さて、今回もそうでしたが、輸入車を楽しむには国産車と比べても定期的な点検や消耗品の交換など日常的なメンテナンスが重要になってきています。

当店では輸入車用に最新のスキャンツール（故障診断機）を用意しておりますので「車の調子が悪い！」「チェックランプが点灯してしまった！」等々何かお困りのことがありましたらお気軽にご相談くださいね٩( ᐖ )و

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