プリウス　ZVW30　車検整備｜車検・点検・修理のグーネットピット

いつも当ブログ、ご閲覧ありがとうございます。秋も深まり、そろそろ冬の備えも必要な時期になりました。紅葉ドライブシーズンですが安全運転に努め、快適なドライブシーズンをお楽しみください。

今回はトヨタ　プリウス　ZVW30の車検整備のご報告。初年度より10数年が経過し、劣化しやすい部分を確認しながらの作業となります。

自動車の基本の動きは走る・曲がる・止まるの三原則。このうち、安全にとって特に重要度の高い機能といえるのが止まるです。ブレーキは、この止まるという働きを担っています。自動車を「減速し、止める」のがブレーキの役割です。画像のディスクブレーキは、車輪と一緒に回転する回転体であるディスクローターを、ブレーキパッドと呼ばれる摩擦材ではさんで止める構造です。

このディスクブレーキは、車輪とともに回転するディスクローターを、ブレーキキャリパーに組み込まれたブレーキパッドで両側からはさみ、ブレーキパッドをローターに押しつけることによって自動車を制動するシステムです。ブレーキパッドをローターに押しつけたときに摩擦力が発生し、その摩擦力によって運動エネルギーが熱エネルギーに変換されます。今回は押さえ込むディスクキャリパの稼働するスライドピンの劣化が確認されました。この状態では近い将来、固着して制動力が低下する可能性が高いので、適切な処置が必要です。

今回はフロントのスライドピンブッシュ、リアディスクブレーキ部分はスライドピンそのものを交換させて頂きました。
ブレーキ過酷な条件においても、でも十分な制動力を発揮すること、制動力が安定していることが、ブレーキに必要とされる基本性能です。この基本性能を維持する事が我々、整備工場に課せられた職務の一つです。

この度は、当社をご利用頂き厚くお礼申し上げます。
当社では、点検後もお客様の安全・快適走行のお手伝いをさせて頂きます。
お車に関することなら、何でもお気軽にご相談下さい。
今後とも宜しくお願い致します。

• 車検