ハーレーダビットソン　ホイールベアリング交換　オートバイタイヤ交換 バイクタイヤ交換 タイヤ専門店 神奈川県 横浜 都筑区 横浜青葉インター ｜車検・点検・修理のグーネットピット

ご観覧ありがとうございます。
本日紹介させていただく作業は「ハーレーのフロントホイールベアリング交換」です。
2輪車、4輪車、自転車など回転するものには必ずと言って良いほどベアリングが
使用されております。

エンジン内部のベアリングはエンジンオイル等により潤滑されており、
オイル交換をした際にベアリング内の汚れも一緒に排出されるようなイメージで良いと思います。

しかし、今から紹介するホイールベアリングは潤滑するグリスを100％洗浄するのは
至難の技です。もし100％のメンテナンスを求めるのであれば、交換した方が良いと考えております。なぜならばホイールからベアリングを取り外し→洗浄→グリスアップなど時間の無駄です。ベアリングは「消耗品」なので、交換してください！！

お客様のバイクはタイヤ交換だけでは無く、日常点検も一緒にしております。今回のお客様はタイヤ交換ではありませんでしたが、エアーチェックをする際、バイクの押し引きで異常を感じました。各部確認するとベアリングの保持器が破損して飛び出してました。これは緊急事態です！フロントホイールが走行中にロックする可能性があります。お客様に事情を説明しベアリング交換の作業を始めます。まずは車体からホイールを外しホイールからベアリングを工具を使い外します。

保持器とはベアリングは内でボールとボールが接触しない様に一定の間隔を保持してくれるものです。

このような物です。これの小さな空間にサビや汚れなど異物が混入してしまうと破損の原因となります。潤滑や異物が入りにくいようにグリスが入ってますがスプーン1杯程度しか入っておりません。

予想通り保持器が破損しベアリングのボールがバラバラになっておりました。
走行中に片方のベアリングにものすごい負荷がかかっていたので、破損した反対側のベアリングも一緒に交換します。乗り方や走行距離、バイクの保管場所などハッキリとは申し上げられませんが概ねのイメージで20000キロぐらい走行したら交換をオススメしております。

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