"HZJ75R" ランクル７０　シングルピックアップトラック　オイル交換【ランドクルーザー専門店　並行輸入　パーツ販売　http://4x4koc.co.jp/】｜車検・点検・修理のグーネットピット

「カッコイイ」とは思うのだがいざ自分が所有できるかと言えば、それを実行に移しがたいランドクルーザーの最上位だろう。そう、"HZJ75R" ランクル７０のシングルピックアップである。つい半年程前に赤道を超えて日本にやって来た、中古車並行輸入のランドクルーザーだ。走行距離は約145000Km。カンガルーと並走し、ウルルも仰いだことだろう。想像をすれば果てしなく妄想が膨らむのだが、取り掛かる作業は何てことないエンジンオイル交換である。何気ない土汚れにオーストラリアの大地を感じながらいざ！

フォグランプは先日オーナーが取り付けました、いや、手伝わされました。

オーストラリでは日本で例えれば軽トラより沢山走ってます。

見慣れたエンジンルームです。

エンジンオイル抜き取り開始。

想定通りドレンボルトのパッキンは再利用されておりました。
毎回新品の純正品を使います。

フィラーキャップのパッキンも交換します。
左が装着されていた物、右が新品。勿論トヨタ純正品。

装着準備が整ったドレンボルト。

オイルエレメントはオイル交換と一緒に毎回交換がお約束です。
クリーンディーゼルエンジンは別として、この当時のディーゼルエンジン用のエレメントは大きいですね。それだけフィルターの仕事量が多い（重要）ということです。

左が装着されていた物、右が装着する物。
トヨタ純正品です。

オイルフィルターの取り付け座です。エンジン内部がかなり汚れている印象を受けますね。

新品のエンジンオイルを注入した後オイル量を確認のためレベルゲージを見てますが、そのオイルすらこの有様です。
何キロか走行後に次はエンジンフラッシングを施した方が良さそうですね。
10W-40の半合成のオイル９L注入しました。

アイドルセットスクリュウとスロットルレバーの位置関係が好ましくなかったので、アクセルワイヤーを含めて簡単な調整をしておきました。
ちょっとしたメンテナンスをすることと、そのような目線を持ちながら作業に向かい合う事がすごく重要だと考えます。

何気ないことですが、この部分の調整、メンテナンスが行き届いていない車両がほとんどですね。
オーストラリアであったり、ランクルであったりに夢を抱くことを否定しませんが、基本に忠実でありたいものですね。
今回の作業も大変有意義な勉強をさせていただきました。
続く！