マーチ タイヤ交換｜車検・点検・修理のグーネットピット

お客さん持込みにて、日産マーチのタイヤ交換をしました。

Aoteli(オーテリー)というタイヤになります。
サイズは205/45R16で、ワークの9.5Jのホイールに組み付けます。
やや引っ張り気味になります。

ナンカンNS-2からの交換になります。
同じサイズでもトレッド幅が若干違うので、新しく組替えるタイヤはどうなるでしょうね。

チェンジャーにセットし、バラします。
リバースホイールのマイナスオフセットなので、ディスクが近いですね(^◇^;)

バラしました。
小口径の幅広ホイールなので、形状が独特ですね。

リムのゴム汚れを剥ぎ取ります。

綺麗になりました。
組付けます。

組付けました。
エアーを入れる前ですが、こんな感じですね。

空気を入れました。
Aoteliはナンカンに比べ、トレッドは広いですね。
引っ張り感は減少してしまいました(^◇^;)

ナンカンとの比較です。
広く見せるならAoteli、引っ張るならナンカンですね。
お客さんも苦笑いしていましたε-(´∀｀; )

バランス調整です。
マイナスオフセットですので、私の場合スタチックモードにしてウエイトを貼ります。

重りというのは、外側に行くほど遠心力が働きます。
ウエイトでアンバランスを相殺させる場合、内側に行くほど遠心力が働かない為、相殺させるウエイトの重さは重くなります。
特にマイナスオフセットの装飾ホイールで、外側のアンバランスを相殺させるには、フランジにウエイトを貼らないと厳しいです。
しかし、そんな事をしてしまうと見た目が悪くなってしまうので、皆さん嫌でしょうし、私も嫌です。
普通に内外にウエイトを打つのもいいですが、外側は限りなく内側によっているので、ウエイトは沢山必要になり、調整してもすぐに調整誤差が出て意味をなさなくなります。

なので、外側と内側にウエイトを打つのではなく、ホイールの真ん中にウエイト打ち、内外のアンバランスを均等に相殺する方法を取ります。

この手のホイールの場合、普通にやるよりスタチックの方が精度は良いです。

作業完了し、このままお渡ししました。
予め、タイヤを車両から外しておいて頂ければ、その分お安くできますよd(^_^o)

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