キャンター 3t積載車 タイヤ交換｜車検・点検・修理のグーネットピット

3tキャンターのタイヤ交換をしました。
カーディーラー様からの作業救援になります。
車を載せて走る積載車です。

組み付けるタイヤは、ヨコハマのLT151
サイズは225/70R16です。

この時期の積車はタイヤのバースト率が高いです。
こちらの車両もバーストしてしまい、6本交換しました。

↑ご覧の通り、爆ぜた拍子にトレッドのベルトが剥がれて、バックリと割れています。
先程述べた積車のバースト率が高いワケですが、殆どの車屋さんが積載車を毎日、又は長時間使わない為、タイヤの溝は残ったまま古くなります。
そして、劣化に気付かずに、内圧膨張が著しく高くなる夏場に負荷をかけてしまうと、内部のコードやゴムが耐えきれず破裂します。
ゴム製品はある程度運動させないと硬くなって痩せてきますし、動かさない車ほどゴムの劣化は早いので、できるだけ紫外線やられの少ない日の当たらない所に車両を保管するのをお勧めします。

車両から外したら、チェンジャーにセットし、バラします。

バラしたらゴミや塵を取り除きます。
確認できたらタイヤを組み付けます。

タイヤを組み付けました。
空気圧は600kpa入れました。
乗用車2.5倍程の圧です。
これが至近距離で爆ぜると鼓膜が破れるでしょうね(^◇^;)

車両への取付けですが、まず後輪から。

トラックによって色々とありますが、殆どの2t4t車はこの様なナットで後輪の内側タイヤを固定します。
インナーナットと呼ばれています。

内側を固定するとこんな感じです。
このインナーナットに外側のタイヤを通して固定します。

外側のナットはこんな感じです。
インナーナットに雄ネジが付いているので、そこにこのナットを取付けます。

外側を固定するとこんな感じです。

前輪は普通の乗用車の様な感じですね。
この様な取付け仕様の車両は、運転席側は正ねじで、助手席側は逆ねじになります。
ご自分で脱着作業される方はお気を付け下さい。

6本全てが一新され、バーストのリスクは暫く考えなくてもよくなりましたね。

トラックのタイヤ交換ですが、
軽トラから、上は4t車と一部大型車まで対応しております。

わからない事がありましたら、お気軽にお問合せ下さい(^^)

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