コペン 純正BBSへポテンザRE-71RS組み付け｜車検・点検・修理のグーネットピット

持込みでコペンのタイヤ組み付けをしました。
昨今のBSのタイヤは、ホイールとの相性が悪いと、ビードアップに支障が出るタイヤがあります。
中でも、コペン純正ホイールと165/50R15のRE-71RSの相性は最悪で、空気だけを入れに救援作業に行くこともあります。

今回は新品の純正BBSに71RSを組み付けます。
4.5Jと幅は狭いです。
おそらく、5Jだったり、社外ホイールならすんなり入ると思うんですが…。
まぁ、そんな事を言ってもどうにもならない状況ですので、あらゆる方法を駆使してビードアップを敢行します。

普通のタイヤなら、ホイールの落とし込みの部分にビードが引っ掛かって、内圧負荷をかける事によりビードが踏ん張り、リムに密着します。
71RSはトレッドが広く、サイドウォールも硬いので、タイヤを組んだ後のクセが付いたまま戻りません。
クセの付いたところから空気が漏れてビードアップができないのですが、インフレーターやビードバズーカでは、タイヤが硬すぎて使っても上がってきません。
クセを戻そうとすると、反対側が落ちてしまったり、あとは裏側からも空気抜けがあるので、その辺の対策を施せばビードは上がりますが、まぁ難しいです。

ノウハウがあれば何とかビードを上げる事ができますが、通常よりも時間と予算を頂きます。
コペンやダイハツ純正15インチホイールに、165/50R15のRE-71RSの装着を希望する際は、色々と各方面に相談してから決めたほうが良いと思います。

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