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BMW X3の警告灯点灯とエンジン不調修理のご入庫いただきました。
ありがとうございます。

エンジンの警告灯とブレーキパッド残量の警告灯が点灯し、エンジンが一気筒作動していない様な故障です
ブレーキパッドは外から覗いた感じではまだ残量はありそうなので、タイヤを外して点検します。
エンジンの方はスキャンツールでダイアグコードを読み出します。

エンジンの方は"2番シリンダー失火"イグニッションコイルの不良が怪しいです。
ブレーキパッドは外側は有りますが内側がかなり減っていてパッドセンサーまで到達しています。
外側のパッドがキャリパーに固着していて作用していなかった様です。そういえばブレーキの踏み代も一発目が深かったと思います。

ブレーキパッドをなんとか取り外し、しっかり錆びを落としてパッドがスムーズに動くようにキャリパーを磨いてパッドとセンサーを新品に交換しました。
エンジンの方はスパークプラグとイグニッションコイルを全数交換の手配をして取り外しにかかります。

イグニッションコイルを抜くとかオイルがどっぷり付着しています。他のシリンダーも多かれ少なかれ漏れ出しています。
プラグとコイルのみ交換してもまたすぐに再発すると思われるので、追加でシリンダーヘッドカバーのガスケットも交換になりました。

プラグホールにもオイルがたっぷり溜まっていて、ゴムのガスケットもカチカチになっていました。

交換、組み付け作業完了
ダイアグコードをキャンセル、下回り等スチーム洗浄して、試運転でも調子は良好
修理完了です
この年式のはカウルトップカバーの脱着が不要だったので、まだ作業性が良かったと思いました。

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