プジョー　２００８　R4年式　スピーカー交換　戻し作業　ドア内張り外し方　三重　四日市｜車検・点検・修理のグーネットピット

みなさんこんにちは
今年は桜がきれいに、そしていい時期に咲いていますね。
気温の変動が大きいので体調には気を付けて！

さて、今回はプジョー2008の作業となります。
以前弊社で社外スピーカーに交換していましたが、車両売却のため純正戻しとなります。
この車両の内装の外し方を記載している記事が少ないため、備忘録として残しておきます。
※グレード等により違いがある場合があります。作業については自己責任で実施してください。

最近の国産車は全てクリップで留まっていることが多いですが、この車両はボルトが使用されているため、まずはそれらを外していきます。
赤と黄でボルトのサイズが異なります。トルクスボルトが使用されているため、事前に準備しておきます。赤色がT-20、黄がT-27です。

上図がキャップの形状です。
上側が差し込み形状になっています。

下側のボルトも外します。
こちらはキャップなどな無く、むき出しですが覗き込まないと見えない場所にあります。

続いて内張り中央付近の黄のボルトです。
こちらもキャップは無く、上からだと見えない位置にあるので外します。

最後にドアのグリップ部分にあるボルトを外します。
ここはキャップになっていますが、固いです！
また、外す方向を間違えると折れる原因にもなるため注意して外しましょう。
下図にキャップを裏から撮影したものを載せているので、それを見て外しましょう。

内張りを外す前に、ウインドウスイッチを外しておきます。
樹脂部分に傷が入らないようにマスキングテープなどで保護しておきます。
ドライバーでは先が太く傷を付けるリスクが高いです。
今回使用したのはBlue-Pointの内張り外しですが、非常に優秀です。

ドア後ろ側から持ち上げるように外すとスムーズに外れます。
金属製のクリップが付いているだけですが、無理に引っ張らないよう浮かせていきます。

写真は右ハンドルの助手席側となります。
赤のクリップですが、外す際に取れてしまうことがあります。
ドア内張り内に落ちるので問題ありませんが、後で回収を忘れないように。
助手席側はウインドウスイッチのみなのでコネクタが一つです。
運転席側は2つあるので両方外します。
国産と異なり特殊な形をしていますが、手で簡単に外せます。

上手は内張りの裏側となります。
外す際は内張り下側から引っ張ってクリップを外していきます。
高確率でクリップが破損するので、事前に交換用を準備しておくとベストです。
ドアハンドルは車体側に残ったまま外すことができます。
アンビエントライト用の配線があるため、コネクタ部分で分離しておきます。

こちらが内張りの中です。
インナーとアウターがデッドニングされているため、純正の状態とは異なります。
また、スピーカーも社外品です。

こちらがスピーカー台座部分です。
純正ははめ込み+ボルトによる固定となっています。
社外スピーカーを取り付ける際の参考にしてください。
純正バッフルの上一部がゴム形状になっているため、追加で配線を通すことが容易に可能です。社外スピーカーを取り付ける際はここから通しました。

純正スピーカーを取り付けたら逆の手順で戻してアンビエントライトの点灯確認、スピーカーが鳴るかを確認して終了です。
内張りを戻す際ですが、アウターミラーの根本部分のツメに注意してください。
内張りを上から差し込む際にうまく入らなかったり、入れ忘れてしまう可能性があります。内張りの浮きの原因になります。

以上が作業内容となります。
一度作業してしまえば簡単ですね。
車種問わずに言えることは、クリップの折れなどに注意することです。
内張りのクリップに関しては年式等々によって折れることが多々ありますので、事前に準備しておきたいところ。

この度はご依頼ありがとうございました！

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