ホンダ フィット ブレーキ固着 キャリパー オーバーホール 整備 上網モータース　鳥取　安長　湖山 千代水｜車検・点検・修理のグーネットピット

こんにちは！ 上網モータースです！
かなり久しぶりの更新になりました。
今年は更新頻度を増やしていきま…いきたいなぁ。多分。知らんけど。
頑張ってみますｗ

今回は走行中ハンドルに違和感があるというご依頼でした。
お話を聞くと高速走行中にハンドルが右に取られる様に振れるとのことです。

ステアリング関係の異常というよりはブレーキ等の不具合の感じですね。
早速見ていきましょう。

車をリフトアップしてタイヤをフリーにして空転させてみると右前のタイヤだけ回りません。

ブレーキキャリパーを取り外すとスライドピンはすんなり動きます。
キャリパーのブーツをめくってみるとピストンに錆色が見えます。
ピストンを縮めようにも全く動きません。

※写真は分解途中のものです。ピストンを抜いて錆が見やすくしてあります。


原因は右前ブレーキキャリパー内の固着でした。ブレーキの引きずりとも言いますね。

修理方法は二つ。キャリパー本体を交換するか分解して清掃するかです。
今回は分解清掃することになりました。

それでは分解していきます。

通常キャリパーのオーバーホールをするときはエアーでピストンを押し出すのですが、今回は錆がひどく抜けないので右前のブレーキのみローターから外してブレーキペダルを踏みブレーキの油圧を使って押し出します。

ピストンが抜けました。

かなり錆びていますね。
ピストンは腐食していてシールとの密着不良になるので交換します。

新品との比較がこちら

６００番の紙やすりで磨いてもこれだけ違います。

キャリパーも錆を取っていきます。

キャリパーブーツ、シールの溝とその間の面をしっかり磨きます。

かなりきれいになりました。

シールとブーツの交換をして組み上げます。

左右とも分解清掃をしてブレーキのエア抜きの後、症状が改善されたかの確認を行い作業完了です！

• 固着
• キャリパー
• 修理
• オーバーホール
• ブレーキ
• 整備
• 交換