メルセデスベンツ　C117 CLA180　トラブル修理　突然走れない、バックしない。 愛知県名古屋市｜車検・点検・修理のグーネットピット

どうしてこうもミッショントラブルばかり重なるのでしょうか？？？

不思議です。

メルセデス　C117 CLA180　です。

弊社ガソリンスタンドで給油後、突然のエラーメッセージ・・・・。

シフトチェンジ出来ません。

工場で点検してください。

と車が言い出しました。

一旦フォルトコードを消去したところ、エンジンは始動できましたが・・・・

この車も・・・・・

バックしませんｗ

はい。ディーラーに持っていくと、ミッション交換で150万円です

となるパターンです。

しかし！！！多くの場合はそんなことないっす！
注）100％ではないですよ。

内部洗浄して、フィルターを替えて、DTCフルード交換して、しっかり調整すれば多くの車が回復します。

ディーラーメカさんが、DTC本体交換です！というのは、メルセデスがフルードの交換が不要と言ってるからなんです（笑）

DTCフルードを排出。

オイルパンを取り外します。

縦型のオイルパンはなかなか見慣れないですね！

その後、ストレーナーも脱着。

ストレーナーに注目してください。

この年代のメルセデスDCTには、マグネットがついていません（汗

でも新品を発注すると・・・・・

しっかり磁石が2つも付いています。

私が思うに、マグネットは絶対必要です。

細かな鉄粉は絶対に発生しますし、ココをケチったメルセデスの意図は何なんでしょう？？？

調子が悪くなる前に、マグネットを追加するという作業は、お車に長く乗る為にも必ず行った方が良いと考えます。

ミッション本体上部に鎮座する、カードリッジフィルターも併せて交換します。

使用するオイルは、ロイヤルパープルのシンクロマックス。

DCT専用フルードではないですが、メルセデスのDCTに相性抜群の最高級ミッションオイルです。

それにSOD-1を追加する最高の組み合わせです。

この車両は２万㌔をようやく超えたところです。

その程度の距離で起こりうるミッショントラブルを回避する上でも、良い潤滑剤の使用は必須だと考えます。

組みあがり、オイルを入れて、キャブリエーション。

クラッチ・ミッションの基本調整を診断機と共に行っていきます。

キンキン　カンカン　しばらくうるさいですし、逆に壊しているような振動騒音が続き不安になりますが・・・・

バッチリ回復して調子良さそうです。

クリープ現象もしっかり確認できました！

完治です！！！！

ご用命　ありがとうございました。

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